【日本映画】「彼女来来〔2021〕」を観ての感想・レビュー

【日本映画】
【日本映画】★★★☆☆

【監督】山西竜矢
【出演】前原滉/天野はな/奈緒/村田寛奈/上川周作/中山求一郎/葉丸あすか/大石将弘/千葉雅子/
【個人的評価】★★★☆☆

【あらすじ】主人公 佐田紀夫は、交際3年目の彼女 田辺茉莉と平穏な生活をしていたが、ある日忽然と茉莉がいなくなってしまい、代わりに「マリ」という女性が現れる。

彼女来来

・山西竜矢監督は、2014年より劇団員として活動し、2016年「ピンク・リバティ」という劇団ユニットを旗揚げしています。2017年「さよならみどり」で短編映画監督デビューをし、2021年「彼女来来」で長編映画監督デビューをしています。

・前原滉は、テレビドラマで活躍をし、2015年「S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」で映画デビューをしています。その後、映画やテレビ、舞台と幅広い活躍をしている俳優です。

・奈緒は、高校1年のときに地元福岡でスカウトされ、芸能活動を開始しています。2013年にテレビドラマに初出演し、2016年『雨女』で映画初出演をしています。2017年までは、本田なおで活動をしていましたが、姓名判断より本名の「奈緒」と芸名を変更して以来、仕事が増えたとのことです。2019年『のの湯』では、テレビドラマ初主演を努めています。尊敬する女優は田中裕子。

・物語は、交際をしていたカップルが、ある日、彼女が別人に変わってしまう。名前だけが同じ女性と生活をしていくという奇妙な状態に陥っていくストーリーです。

・序盤から、紀夫と茉莉の平穏な生活が描かれます。仕事はキャスティングを行っている会社で、日々淡々とした生活をしている感じで描かれます。

・自宅に帰ると、突然、彼女が別人と変わっており、ちょっとしたホラー感を感じます。

・陰影のある映像なので、そのようにみえる誘導をした演出なのかもしれません。

・主人公視点で観て良い作品ではありますが、不条理感のある物語でもあり、ちょっと理解が難しそうに見えますが、実は、本作は、重要な部分をガッポリと描いていないという演出ということらしく、ごく普通の恋愛物語であります。

・なので、謎解きやミステリーと言うわけではなく、ありのままの作品ということであります。

・山西竜矢監督自身がインタビューで、本作の制作意図を答えており、この部分を鑑賞後に読めば、本作の不思議だった雰囲気が一気に解消できます。

・映画の中だけで、理解が難しかった点については惜しいところはありますが、決してその点が理解できないわけではありません。

・ヒントは「主人公の仕事がキャスティング会社」というところだったところに意味があったように思えます。

・モヤモヤ感の残るような作品ではありますが、監督の制作意図が理解できれば、そのもやもや感はスッキリとします。

天野はな

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