【洋画】「ミリオンダラー・スティーラー〔2019〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】/パブロ・ラゴ/ラファエル・フェロ/
【個人的評価】

【あらすじ】2006年にアルゼンチンで銀行強盗が起こる。主人公 フェルナンドは、巨大貸し金庫に地下から潜入する手段を考える。

音楽と演出は良いのですが、あとは、魅力ある配役であれば、星はもう一つ増やすところ

アリエル・ウィノグラッド監督は、アルゼンチンの映画監督で、2006年「Cara de queso ?mi primer ghetto?」で監督デビューをしています。

ギレルモ・フランチェラは、アルゼンチンの俳優で。アルゼンチンのサッカークラブ「ラシン・クラブ」のファンとしても知られています。コメディを中心に活躍していますが、シリアスな作品の出演もあります。

物語は、2006年に実際に発生した銀行強盗を脚色した、実話がベースとなっている銀行強盗の物語です。

序盤から、レトロ感を感じる演出がありますが、むしろ、このテンポで延々と物語が続いていきます。

音楽もレトロ感あるようなところもありますが、一周回っておしゃれとも思えます。

中盤以降から、警察隊の強行作戦が実行されていきますが、ここから物語が大きく進んでいきます。

アルゼンチン映画という点では、かなりカルトな印象もあるようですが、実際にはかなりな作品が日本で上映されています。

2018年「永遠に僕のもの」、2014年「人生スイッチ」、1997年「タンゴ・レッスン」、2004年「モーターサイクル・ダイヤリーズ」などなど、様々なジャンルの作品が日本で公開されています。

派手な展開というよりも、事実に基づいたストーリーでもあり、銀行強盗を決行し、その顛末を描いた作品です。

主要登場人物5人が軽妙な印象もあり、個性的でもあり、音楽もテンポがよく、気軽に観られる作品ではありますが、なんとなく物足りなさを感じるところもあります。

ざっくり言えば、ヒロイン的な要素の人物がおらず、おっさんが5人で強盗をするという物語ではあります。

この5人ももう少し華があればよいのですが、なんとなく魅力的なのかと言われれば、もう一味欲しかったなぁというところはあります。

エンドロールは凝っていて、個人的にデザインが好きです。後日談も描かれ、納得できる内容となっています。

音楽と演出は良いのですが、あとは、魅力ある配役であれば、星はもう一つ増やすところではあります。

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