【日本映画】「ライアー×ライアー 〔2021〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】/七五三掛龍也//竹井亮介/
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 高槻湊は、遊びのつもりで、高校の制服を着て渋谷に遊びに行くも、そこで、義理の弟 透と出会う。義理の姉とは別人の「野口みな」と言い張ることで、義理の姉と別人として透と付き合っていくことになる。

ライアー×ライアー

ライアー×ライアー

松村北斗, 森七菜, 小関裕太, 堀田真由, 七五三掛龍也, 板橋駿谷, 竹井亮介, 相田翔子
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普通にラブコメ映画なので、その点を踏まえて楽しむ映画

・耶雲哉治監督は、学生時代から自主映画を制作し、その後、CMディレクターとして活躍しています。2007年に映画館のマナーCM「NO MORE 映画泥棒」の監督をしています。2014年『百瀬、こっちを向いて。』で長編映画監督デビューをし、ジャンルにとらわれない活動をしています。

・松村北斗は、2009年にジャニーズ事務所に入所し、ジャニーズJr.として活動をし、2012年『劇場版 私立バカレア高校』で映画デビューをしています。2015年テレビドラマ『私立バカレア高校』に出演したメンバーとともに、『SixTONES(ストーンズ)』を結成しています。2020年に『SixTONES』としてCDデビューをし、俳優や歌手として活動をしています。

・森七菜は、中学3年の時にスカウトされネスカフェのWebCMに出演後、2017年「東京ヴァンパイアホテル」で女優デビューをし、その後、2019年、監督作品「ラストレター」に出演し主題歌「カエルノウタ」を歌い歌手としても活躍しています。

・原作は、金田一蓮十郎のコミックで、全10巻で完結しています。

・物語は、義理の姉弟の姉が、高校の制服を着て渋谷にいるときに弟と出会い、別人として弟と付き合うことになるが、弟には色々と悩みがあることがわかってくる。

・序盤から、渋谷で別人に扮装している姉が、弟と出会っているシーンから描かれていきます。

・導入が唐突なところと、道路の真ん中に座り込んでいる森七菜の足がとても気になる点から物語が始まり、主人公 湊の視点で状況が説明されていきます。

・そこから、義理の姉弟の仲があまり良くないことが描かれていきますが、ある意味、コミック的なあるある設定で描かれていきます。

・森七菜が主人公ではあるので、視点はほぼ主人公視点で展開されます。

・森七菜の顔芸が多いので、わかりやすさはあります。

・森七菜の演技としては、器用なところはもともとある女優なので、のびのびと演技をしている印象はあります。

・年々、に似てきているような気もしますが、サッパリとしたそぶリと鼻が似ているような気がするからだと思います。

・主人公「高槻湊」とその弟「透」と湊が扮した別人「野口みな」の、実際の人物は2人の三角関係が描かれていきます。

・普通にラブコメという要素で延々と描かれていくので、複雑な関係性や伏線は、すべてわかりやすく描かれているので、特に理解しづらいことはありません。

・展開的になかなか無理なところがありますが、そもそも、漫画原作というところでもあり、ご都合的なところは多々あります。

・むしろ、設定を楽しむ作品でもあり、あとは、このラブコメディ的な要素を堪能していけば良いです。

・原作コミックを読んだことがないのですが、調べてみると、絵柄的にも読みやすそうな少女マンガ作品ではあります。

・2話まで無料で読めるようになっていますが、漫画と実写ではイメージが異なるので、原作を未読の人は原作を観ずに本作を見たほうが良いと思います。

・中盤以降、なかなか気恥ずかしい展開と演出になってきますが、むしろ、主演の2人を観て楽しむ作品なので、微笑ましく観ると良いです。

・普通にラブコメ映画なので、その点を踏まえて楽しむ映画です。

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