【監督】ジョー・ジョンストン
【出演】サム・ニール/ウィリアム・H・メイシー/ティア・レオーニ/アレッサンドロ・ニヴォラ/トレヴァー・モーガン/
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】前作、ロストワールドから4年後の作品で、パラセイリング中にジュラシックパークに不時着した少年 エリックを救出するために捜索隊が向かう。
普通に楽しめる展開であり、1作目の「恐竜から逃げる」というフォーマットで作られているところにおもしろさ
ジョー・ジョンストン監督は、ILMの創設時のメンバーで、1977年『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』で特殊効果に参加しています。続く、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』では視覚効果に関わり、1989年『ミクロキッズ』で映画監督デビューをしています。その後、「ロケッティア」「ジュマンジ」など特殊効果のある作品を多く手掛けています。
サム・ニールは、大学在学中に演劇の道を選び、『わが青春の輝き』で注目され、『オーメン/最後の闘争』の主役に抜擢されています。その後、サスペンスやSFなどで凛としたエリートや屈折した悪役を演じており、多彩な演技力で定評のある俳優です。
1作目に登場していたサム・ニールは、本作では再び出演しております。
物語は、恐竜のテーマパークを作った島が恐竜たちを管理できず、放棄してしまった島を舞台に描いたストーリーです。
パラセイリングで島を撮影中にトラブルとなり、島に着陸するシーンから物語が始まっていきます。
島自体は放置されているので、恐竜たちの巣窟となっており、島自体には安全な場所はほとんどないという場所になります。
再度捜索隊が島を訪れるのですが、過酷な場所でもあり、特に到着早々にスピノサウルスに襲われてしまうこととなります。
このあたりの緊迫感は旧作とも同じように普通にドキドキするような展開です。
ヴェロキラプトルという小型の肉食恐竜も登場するため、巨大恐竜の怖さとはちょっと異なるところもあります。
また、プテラノドンにも襲われる展開もあり、中盤以降は襲われ型アクション映画の典型となっています。
普通に楽しめる展開であり、1作目の「恐竜から逃げる」というフォーマットで作られているところにおもしろさはあります。
単純明快さのある3作目となります。