【監督】塚本連平
【出演】岡田健史/福田愛依/長見玲亜/今田美桜/
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】主人公は、小学生の時に博多から東京に引っ越してきた東京(あすまみやこ)。京は博多弁を笑われて以来博多に対してコンプレックスを持っていたが、ある日幼なじみの博多乃どん子が転校をしてくる。
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福岡や博多に興味を持つきっかけになれば
・塚本連平は、テレビドラマの演出をしながらも、映画も手掛けている監督です。1996年「イグアナの娘」でテレビドラマ、2004年「ゴーストシャウト」で劇場映画デビューしています。
・岡田健史は、小学生から野球をしていたときに事務所にスカウトされるが、高校の野球部を引退後に、芸能事務所に所属し、2018年『中学聖日記』で俳優デビューをする。本作はテレビドラマ初主演となります。
・本作は、福岡放送開局50周年記念スペシャルドラマとして放送されるも、その後Huluで配信され、ローカルテレビ局の作品として、視聴ランキングに2位という快挙を成し遂げています。
・原作は、新島秋一によるコミックでいわゆる「ご当地漫画」ですが、きっかけはtwitterに投稿していた漫画から連載位されるようになりました。
・物語は、福岡という地域のご当地と東京という場所との違いにより生じるストーリー。
・いわゆるご当地の良さを伝えるような物語となりますが、意外と福岡や博多弁というところには馴染みがあるようにも感じます。
・しっかりとご当地の人ではない人にも理解理解できるように作られており、その部分のわかりやすさがあります。
・ストーリーは王道なラブストーリー的なところもあり、その前に、まず、福岡の博多の郷土をテーに作られているところは良かったと思います。
・「かたらしてください」という方言も、正直理解は難しいところでもあります。意味は「仲間に入れてください」というところで、標準語を使う地域ではわかりにくいところもありますが、しっかり説明するところがよくできています。
・地域限定のお菓子の説明についても、袋ごおりは見たことがありますが、意外と良いお菓子は多々あります。
・当然、博多ラーメンも出てくるわけで、一風堂に行きたくなってしまうのでもあります。
・なお、「替え玉」の発祥は、一風堂ではなく、「元祖長浜屋」とされていますが、福岡から生まれた仕組みであります。
・その他は、王道なテレビドラマというところですが、サクッと観られる地域を理解してもらえる作品ですので、福岡や博多に興味を持つきっかけになれば良いのかもしれません。
・なお、博多弁も良いのですが、やはり大阪弁の女の子のほうが個人的にツボです。