【洋画】「ガール・イン・ザ・ミラー〔2019〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 マリアは、学校や家庭でいじめられている高校生。できそこないと言われながらも、日々を生活していましたが、ある日バスルームの鏡にもう1人の自分が現れます。彼女はマリアに「あなたの望みをかなえたい」と言われる。

ガール・イン・ザ・ミラー (字幕版)

インディア・アイズリーの美少女要素もあり、映画としてはプロモーションビデオと考えるのも良いかもしれません

・アサフ・バーンスタイン監督は、イスラエルの監督で、1995年「Holy for me」で長編映画監督デビューをしています。

・インディア・アイズリーは、オリビア・ハッセーの娘であり、テレビ映画『マザー・テレサ』でデビューしています。

・なお、オリビア・ハッセー自体は、「ディーン・ポール・マーティン」「布施明」「デヴィッド・アイズリー」と結婚と離婚を繰り返していますが、インディア・アイズリーは1991年に結婚した相手の子供で、現在でも夫婦です。

・物語は、鏡に映ったもう1人の自分に出逢い、彼女から、いじめられていることに対しての復讐を始めるストーリーです。

・序盤、一瞬ホラー映画のように見える演出で、鏡に映る向こう側とこちら側の動きの差で違和感を出してきます。

・鏡の向こう側からジッと見つめてくる様はホラー要素が高いのですが、そのホラー要素もすぐに治ります。

・マリアを悩ませる問題は、学校と家庭と、自分自身によるところがあり、この要素が絡み合い、フラストレーションを溜める展開となっています。

・転機は鏡の向こう側と対話するようになってから。

・対話を重ねるうちにマリア自身も自信を持ち始め、折れない心を見出すようになります

・とは言え、やはり今までの経緯も考えるとなかなか変わることもできないのも事実、であれば、鏡の向こう側の人に助けてもらおうとしますが、ここがちょうど折り返し地点。

・後半以降は入れ替わったマリアが、人が変わったかのように復讐を始めます。

・中身ごと変わっているので歯止めの効かない状況が繰り広げられます。

・リベンジ物にはなりますが、リベンジ自体の結末はあえて書きません。

・復讐すると言うことは、ネガティブな思考から生まれるところではありますが、その状況を鏡の向こう側から見てしまうことで、自らが以前抱いていたネガティブな感情に思い直してしまうところが生まれてしまいます。

・そういうところもあるあるであり、徹底してアクには染まりきれないところあるのだとも言えます。

・もともと双子だったというところからの物語の構成となっていますが、これも特に難解な要素とせず、理解しやすい演出となっています。

・インディア・アイズリーの美少女要素もあり、映画としてはプロモーションビデオと考えるのも良いかもしれません。

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