【洋画】「REVENGE リベンジ 〔2018〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】/ケビン・ヤンセンス/バンサン・コロンブ/ギョーム・ブシェド

【個人的評価】

【あらすじ】セレブリティ若者のリチャードと不倫関係にあるジェニファーは、荒野にある別荘に来ていた。狩猟仲間の男たちが予定よりも早く別荘に訪れ、そこでジェニファーが男たちに襲われる。口封じのため男たちはジェニファーを崖から突き落とす。そこから復讐が始まる。

REVENGE リベンジ (字幕版)

「そりゃないな」と思わせるよりも前に、物語を強引に進めるところもこの映画のB級たるところ

・コラリー・ファルジャ監督は本作が長編映画デビューの女性監督です。

・当初の進行から予想がつきにくい方向に話が展開するところは、個人的にツボ。

・「まあ、そうなるようなぁ」という状況になってしまう序盤は気軽に展開が読めるのですが、崖から突き落とされたあとの展開はどう見てもB級映画の極み。

・崖から突き落とす前と後のリチャードの描き方も多少キャラクターが変わったよなぁと思うのですが、このあたりは容赦ない非情さのある描き方がされています。

・女性監督の描く雰囲気って「こんなものかなぁ」というのを超えてかなり男女の描き方に容赦なく、むしろこのグロさと痛々しさは、映画的表現としてアリです。

・B級映画さながらの展開で、崖以降と崖以後では暴走さ加減が大きく変わります。

・自ら傷を治すシーンや血みどろの中での銃撃戦、崖下からの脱出など、痛々しさが延々とあり、まずこの部分が受け入れられない人にはおすすめはできません。

・しかし、耳の近くを撃たれたときの表現や痛々しさの表現は興味深く、こういう要素はよくできています。

・ジェニファーの超人的な回復力は映画だからとしたとしても、「そりゃないな」と思わせるよりも前に、物語を強引に進めるところもこの映画のB級たるところかもしれません。

https://youtube.com/watch?v=It0LmKMqpOU

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