【日本映画】「ミスミソウ 〔2018〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【原作】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】父親の仕事の都合で東京から田舎に引っ越してきた主人公?野咲春花。よそ者という理由だけで壮絶ないじめを受けていた。ある日、自宅が火事となり両親が死亡する。それがいきっかけで事件の真相と凄惨な復讐劇が勃発する。

ミスミソウ

基本的にバトルロワイヤル

・いじめについては、現代のいじめはこういういじめなのだろうなぁって思いますが、陰湿といういじめは、肉体よりも精神的に病むのであまり気持ちのいいものではないですね。

・そんないじめの標的は必ず一定の一人。なので、標的にされてしまうと立ち直ることも難しいのかと思います。

・「心が折れる」とよく言いますが、まさに肉体的ないじめには耐えられても(スルーできても)、精神的なところが責められるのは辛いものです。

・もともといじめの標的だった子も、一時期は対象を外されるのですが、標的だった子が登校拒否となったことで、再度標的となる。

・つまり常に対象となる子が身近にいることが条件となるのはどこの世界も同じに見える。

・登校拒否となるのも、親からの声と重大な事件がきっかけとなる。

・その後、心のリハビリができた後、登校を再開し、道義に反した行いに対して復讐を開始する。

・失うものがない状況に追い詰められた結果、「窮鼠(きゅうそ)猫を噛む」ことになるのです。

・ここからは想定通りの展開となりますが、基本的にバトルロワイヤルです。

・最終的にいじめた側といじめられた側に別れた事情が描かれますが、復讐を成すことで完結する点には、いじめに対する解決策を提示したわけではなく残念なところです。

・題材の落とし所がちょっと納得できないところではあります。


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