【洋画】「僕らのミライへ逆回転〔2008〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】/モス・デフ/
【個人的評価】

【あらすじ】ニュージャージー州の寂れたレンタルビデオ店「Be Kind Rewind」の店長 フレッチャーが旅行に出るということで、店番を頼まれた マイクとその友人ジェリー。ある日ジェリーが近所の発電所を襲撃して感電してしまう。そのせいで店のビデオはすべて磁気で映らなくなる。そんなときに、店の大事なお客がやってきて「ゴーストバスターズ」を借りに来る。

僕らのミライへ逆回転(字幕版)

映画ファンのための映画という見方でオッケー

・日本語版キャッチコピーは「はっぴいえんどにリメイク中」。

・ミシェルゴンドリー監督は、などのプロモーションビデオを制作しており、「ヒューマンネイチュア」で商業映画監督としてデビューしています。

・特にプロモーションビデオの演出技術は奇想天外な映像が多く、個人的には非常にツボな作品が多いです。

・映画監督としてからは、難解な映画の傾向が多く、映像で楽しめる要素が少なくなったのは残念なところです。

・映画本編自体は、今回はかなりわかりやすいコメディとなっています。

・まるでコントのような概要で、ビデオがないから「お手製でリメイクしちゃいましょう。」という単純な構成。

・単純明快なだけに、おもしろおかしさも、とても理解しやすく、まさしく映画愛で構成されている内容です。

・「ゴーストバスターズ」ってこんなのだっけ?と思わせることで、むしろゴーストバスターズが観たくなるくらいのインパクトがあります。

・中盤までは、徐々に悪ノリをしていくところもありますが、もう勢いだけで成り立っているような破綻っぷりがツボです。

・「ロボコップ」「2001年宇宙の旅」「ドライビングMissデイジー」などなど、映画愛があるからこそ許されるリメイクっぷりがオモシロイです。

・終盤は当然クールダウンしていきますが、ホロリとさせる展開もあり、とてもとてもわかりやすい展開で、モヤモヤすることもないと思います。

・気軽に観られる映画としてはアリですが、やはりそれなりの有名作を知っておく方がより楽しめる映画ではあります。

・映画ファンのための映画という見方でオッケーですね。


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