【洋画】「ゾンビランド〔2009〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】/アビゲイル・ブレスリン
【個人的評価】

【あらすじ】新型のウィルスが蔓延してしまい、人類の大半がゾンビ化してしまう。主人公は、引きこもりの青年 コロンバス。彼は「生き残るための32のルール」を作り、生き延びていた。ある日、ゾンビハンターのタハラシーらと出会い、ゾンビのいない夢の遊園地を目指す。

ゾンビランド (吹替版)

ゾンビランド (吹替版)

Ashley Lambert, ウディ・ハレルソン, ジェシー・アイゼンバーグ, エマ・ストーン, アビゲイル・ブレスリン, アンバー・ハード, ビル・マーレイ, Derek Graf
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タラハシーを観るための、ゾンビアクションコメディ

・ルーベン・フライシャー監督は本作がデビュー作であり、それ以前は、PVやCMのディレクターを行っていました。

・主人公を演じるジェシー・アイゼンバーグは、テレビシリーズでデビューをし、その後、映画作品にも多々出演しています。

・タラハシーを演じるウディ・ハレルソンは、父親がマフィアの雇われ殺し屋で、服役中に死去しています。本人自身は、演技を学び、テレビシリーズを経て、映画デビューをしています。

・『ナチュラル・ボーン・キラーズ』や『ラリー・フリント』等独特な役を演じて実力のある約者ですが、度々問題行動を起こしています。

・物語は、ゾンビしかいない世界で生き残ることが前提の世界感となっています。

・主人公は生き残るためのルールを作り、引きこもりながらも、しっかり生き延びています。

・その32のルールは以下の内容。

【ルール1】有酸素運動
【ルール2】二度撃ちして止めを刺せ
【ルール3】トイレに用心
【ルール4】シートベルトをしろ
【ルール5】ゾンビを発見したらまず逃げろ
【ルール6】フライパンでぶっ叩け
【ルール7】旅行は身軽であれ
【ルール8】クソったれな相棒を見つけろ
【ルール9】家族・友人でも容赦しない
【ルール10】素早く振り向け
【ルール11】静かに行動すべし
【ルール12】バウンティ・ペーパータオルは必需品
【ルール13】異性の誘惑には注意
【ルール14】ショッピングモールは補給基地
【ルール15】ボウリングの球をぶん投げろ
【ルール16】人の集まる場所は避けろ
【ルール17】英雄になるな
【ルール18】準備体操を怠るな
【ルール19】葬儀・埋葬の必要はない
【ルール20】人を見たらゾンビと思え
【ルール21】ストリップクラブは避けろ
【ルール22】逃げ道を確保しろ
【ルール23】金品よりも食料確保
【ルール24】生き残るためには犯罪も
【ルール25】火の用心
【ルール26】肌の露出は最小限に
【ルール27】就寝前には安全確認
【ルール28】食事と風呂は短時間で
【ルール29】二人組で行動しろ
【ルール30】予備の武器を持て
【ルール31】後部座席を確認しろ
【ルール32】小さいことを楽しめ

・この32個のルールは、妙にコメディ要素を感じるお約束でもあり、ホラー映画ではなく、ゾンビをつかったアクション・コメディです。

・ゾンビ映画なので、低予算に制作されるところもあり、やはりその低予算感が逆に一周まわって良い感じです。

・ゾンビハンターのタラハシーが序盤で登場しますが、彼のキャラクターが主人公とあまりにも対照的で、このキャラクター設定は、映画のすべてを言い表しているようで、まさにこのキャラクターのための映画でもあります。

・その反面、主人公はヒーローにはなりきれないところではありますが、この構図はドラえもんのようなところと考えれば、特に違和感無く納得できるのかと思います。

・ヴァン・ヘイレンがゾンビだったというところでは笑ってしまった。

・32のルールは多い感じもしますが、これだけネタがあることが、ゾンビ映画の鉄則をコメディに置き換えているところがあります。

・終盤は遊園地にたどり着きますが、やはりお約束のような展開となっているところでもあります。

・最終的に家族的なところの落とし所があり、続編の予感もありますが、こちらは2019年に「ゾンビランド ダブルタップ」として続編が作られています。

・サクッと観られる作品で、抑え気味でもありますが、リミットを解除してしまうと再び問題を起こしてしまうので、ウッディハレルソンはこのくらいで良かったと思います。

・タラハシーを観るための、ゾンビアクションコメディです。

ゾンビランド (字幕版)

ゾンビランド (吹替版)

ゾンビーワールドへようこそ(字幕版)

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