作品紹介
【監督】マイケル・モーハン
【出演】シドニー・スウィーニー/アルバロ・モルテ/ベネデッタ・ポルカローリ/シモーナ・タバスコ/ジョルジョ・コランゲリ/ドラ・ロマーノ/
【あらすじ】主人公 セシリアは、敬虔な新人修道女。イタリアの田園地帯にある修道院に赴くが、彼女は処女懐胎してしまう。
公式サイト
ストーリー性よりも異質感のある内容にも思えます
マイケル・モーハン監督は、アメリカの監督で、2003年頃から多数の短編映画を制作し、2010年「OneTooManyMornings」で監督デビューをしています。その後、コンスタントに作品を制作している監督です。
シドニー・スウィーニーは、12歳のときにオーディションに合格し、テレビドラマなどに出演をしています。2009年「カミングアウト・オブ・ザ・デッド」で映画デビューをしています。2019年のテレビドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」で話題となり、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」や「恋するプリテンダー」、「マダム・ウェブ」など話題作に多く出演しています。
物語は、主人公の修道女が、イタリアの修道院に赴くも、そこで処女懐胎をし、次の聖母マリアと言われるが謎の集団が現れ、自殺や拷問などが起こり、危険なことに巻き込まれていくストーリーです。
本作は、ホラー感の強い作品でもあり、オカルトや宗教などの要素も組み込まれた古典的な感じもします。
予告編からも、血みどろ感のある映像もあり、シンプルな演出の中に潜む狂気が込められているような気もします。
予告編が延々と叫んでいる内容のものは、ストーリー性よりも異質感のある内容にも思えます。
なんとなく、「ミッドサマー」のような恐怖感も感じますが、そのホラーの方向性より、もう一味違う直球なホラー感も感じます。
シドニー・スウィーニー的には「恋するプリテンダー」とも「マダム・ウェブ」とも異なる役柄でもあり、出演作品の幅がきになるところです。