作品紹介
【監督】谷健二
【出演】松田凌/樋口幸平/福松凜/新谷ゆづみ/高尾楓弥/宮下貴浩/根本正勝/渡辺いっけい/
【あらすじ】主人公 横田雄二は次回作の執筆がなかなか進まない脚本家。ある日、過去の自分と向き合うために「退行睡眠」を進められ、30年前の自分と対峙する。
サブスクで観る
サクッと観て、ジワッと心にしみるような内容に仕上がっているのかと
谷健二監督は、大学でデザインを学び、その後、自主制作映画を撮り始め、2013年「リュウセイ」で長編映画監督デビューをしています。以降、映画やCMなど映像作品を手掛けています。
松田凌は、2011年より芸能界デビューをし、2012年『ミュージカル『薄桜鬼』』で舞台初出演初主演をしています。2011年「Miss Boys! 決戦は甲子園!?編」で映画主演をしており、2013年では「仮面ライダー鎧武/ガイム」にて仮面ライダーグリドン役を演じています。舞台やテレビ、映画と今後に期待できる俳優です。
物語は、なかなかうまく立ち行かない脚本家の主人公が、退行睡眠をし、30年前の自分と対峙し、追想していくストーリーです。
追想ジャーニーは、2022年に映画製作がされており、本作は追想ジャーニーの2作目となります。ただし、前作の追想ジャーニーとはプロット以外は前作とはほぼ関連がないと思われます。
現在の自分が過去の自分と対峙して、運命を追想していく、内容で、前作では、高橋和也が現在の自分を演じており、本作では、渡辺いっけいがその役回りとなります。
どちらかといえば、演劇的な演出でちょっとひねりの効いた作品でしたが、今回も監督は同じなので、小粋な演出となるのかと思います。
今回も66分というコンパクトな内容となっているので、サクッと観て、ジワッと心にしみるような内容に仕上がっているのかと思います。