【監督】マイケル・ベイ
【出演】ジェイク・ギレンホール/ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世/エイザ・ゴンザレス/
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】主人公 ウィルは、アフガニスタンの帰還兵として日々生活をする男性。ある日、妻がが病に侵され、莫大な治療費を工面するために血のつながらない兄 ダニーとともに銀行強盗を計画する。
マイケル・ベイ監督は、CM制作などを経験後、1995年「バッドボーイズ」で映画監督デビューをしています。
その後、「ザ・ロック」「アルマゲドン」「パールハーバー」と話題作を制作し、「トランスフォーマー」シリーズで、人気となっています。
ジェイク・ギレンホールは、1991年『シティ・スリッカーズ』で映画デビューをし、1999年「遠い空の向こうに」で初主演をしています。2005年『ブロークバック・マウンテン』では、赤デニー助演男優賞にノミネートされています。2014年「ナイトクローラー」でも評価されており、一癖ある個性が魅力の俳優です。
物語は、アフガニスタン帰還兵の主人公が妻の病の治療費を工面するために、銀行強盗を義理の兄と計画をするが、逃走の際にトラブルが発生するストーリーです。
序盤から、ロサンゼルスの街で子供の頃のウィルとダニーが描かれ、そこから現在のウィルの状況が描かれます。
そこから、現代となり、ウィルが妻の病のことで、費用を工面する姿が描かれていきます。
義理の兄と協力をして銀行強盗を計画し、実行に移しますが、強盗の最中に現れた警官により、予定と異なる展開となっていきます。
本作の題名「アンビュランス」は救急車といういう意味で、逃走に使う車両が救急車となります。
予定と変わってしまう展開から、銀行から脱出するまでの展開とカメラワークはなかなか見応えがあるのですが、やたらとカメラが動くので、緊張感というよりも、ダイナミックさ感があります。
本作のツライところは、カット割りが多すぎて、どういう状況で、何をしているのかがちょっとわかりにくいところがあります。
カーチェイスをしている状況のウィルとダニーと、追跡している側の警察とがザッピングで描かれ、カット割りが多いので、テンションが高いのですが、ある意味疲れます。
動いている車両の中で手術を行うというトンデモ設定ですが、もともと、これが本作のメインどころとも言えます。
中盤以降は、アンビュランスの車両でのカーチェイスを行いながらの手術と、その関連する人らの人間ドラマが描かれており、アクションとドラマがしっかりと成立しています。
とはいえ、マイケル・ベイ監督の作品でもあるので、ある程度、ご都合主義的な要素もあり、そこもひっくるめて鑑賞すればよいかと思います。
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