作品紹介
【監督】松居大悟
【出演】杉咲花/南琴奈/板垣李光人/蒼井優/渋川清彦/くるま/加藤千尋/セントチヒロ・チッチ/
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】主人公 由嘉里は、自分のことが好きになれない27歳の女性。仕事と趣味で生活してきたが周囲の環境から、婚活を開始する。
決して駄作ではないのですが、蒼井優が主人公のほうが良かったんじゃないか?とも
松居大悟監督は、過去に「アズミ・ハルコは行方不明」をはじめ数作の 映画を監督していますが、個人的には、「自分の事ばかりで情けなくなるよ」の作風に興味を持ち、以降作品を見続けています。
杉咲花は、子役として芸能界に入り、一時期芸能界を離れるが、中学生になり再び女優を目指、2011年「ドン★キホーテ」でドラマ初出演をし、以降ドラマや映画に出演しています。個人的には非常に表現力がある素晴らしい女優かと思います。
物語は、自分のことが好きになれない主人公が、婚活を開始するが、そこで出会ったキャバ嬢やホストなどを通じて新しい世界を知っていくストーリーです。
序盤から新宿歌舞伎町の街の風景が描かれ、そこで路頭に迷っているような由嘉里が描かれ、飲みすぎで気分が悪くなっているところに、キャバ嬢のライが声を掛けて、自宅に泊めてもらえます。
「そういえば、三ツ橋さんって腐女子なんですよね」
由嘉里は、腐女子であることを自覚していますが、そのことを飲み会で暴露されたことで気分を害したことをライに話します。
ライはゴミ屋敷のような家に住んでおり、そこに一時期だけ、27歳で婚活を始めた由嘉里も住まわせてもらうことになります。
「わたし死ぬの、だからお金あげる」
2人は環境の違う中で育ってきたわけですが、ともに暮らすことで、徐々に二人の関係が近づいていきます。
「そうやって見た目でレッテル貼るの良くないよ」
由嘉里とライはともに生活をしていきますが、由嘉里も様々な人間関係が描かれていきます。
「300万で顔変えればいいじゃん」
ライとの会話で、由嘉里の価値観とは異なる発想で世の中の違った世界を見ていく展開でもあり、登場人物も多数登場しますが、主人公 由嘉里の視点で物語が描かれていく点では、複雑な感じはあまりありません。
「お母さんはね、ゆかりに幸せになってほしいだけなんだよ」
「せっかく生まれたのになんで?」
久々に実家に戻った由嘉里に対して、一つの考えが生まれており、その行動に共感できるのかどうかは
全体的に軽快な印象が多い松居大悟監督作品が多いのですが、なんとなく思ったのは、松居大悟監督と杉咲花は相性が悪いのかなぁとも思います。
決して駄作ではないのですが、蒼井優が主人公のほうが良かったんじゃないか?とも思います。
原作は、金原ひとみの「ミーツ・ザ・ワールド」という小説となっており、第35回柴田錬三郎賞を受賞している作品ですが、どうも松居大悟監督の作風とはちょっと合わなかったのかもしれません。
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