作品紹介
【監督】瀬々敬久
【出演】高橋文哉/西野七瀬/伊藤健太郎/伊原六花/嵐莉菜/木村優来/栁俊太郎/一ノ瀬ワタル/宮内ひとみ/江口のりこ/渋川清彦/美保純/眞島秀和/手塚理美/益岡徹/柄本明/斎藤工/
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】舞台は震災から半年後の宮城県。主人公 和正は、震災で職を失い、震災泥棒をしているときに、多聞というシェパードと出会い交流をしていく。
多聞の名演がすごいところではあります
瀬々敬久監督は、学生時代に自主映画制作を行い、ポルノ映画を制作をしながらも近年では話題作を制作するようになり、意欲的に映画制作を行なっている監督です。
高橋文哉は、2017年男子高生ミスターコン2017でグランプリに選ばれ、芸能界デビューをしています。2019年『仮面ライダーゼロワン』で主役を演じ話題となり、その後、テレビドラマ「最愛」でも注目されています。2019年「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」で映画デビューをしており、その後も、「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜ファイナル」「牛首村」などに出演し、活躍の幅を広げている俳優です。
西野七瀬は、2011年に乃木坂46のオーディションに合格し、2012年『ぐるぐるカーテン』で歌手デビューをしています。その後、2018年に乃木坂46を卒業し、以降は女優やモデルなどで活躍しています。2017年「あさひなぐ」で映画初出演初主演をし、以降テレビや映画、舞台などで活躍しています。
原作は、馳星周の小説「少年と犬」で、第163回直木三十五賞を受賞しています。
物語は、東日本大震災から半年後、主人公と出会ったシェパードの多聞が、様々な事情を持つ人らと出会い交流を描いたストーリーです。
序盤から公園で犬と遊んでいることもが描かれ、そこから場面が代わりバスで移動する美羽が描かれ、そこで隣に座っている隣の少女と会話をし、昔のことを話し始めます。
東日本大震災の災害の状況を語りつつ、震災泥棒をしている和正と、飼い主をなくした多聞という犬に出会う話となります。
本作は、この過去の会話を語っていくことで物語が進んでいきます。
原作小説では、「男と犬」「泥棒と犬」「夫婦と犬」「娼婦と犬」「老人と犬」「少年と犬」という短編から成っており、多聞という犬を通じて人々の交流を描いています。
短編をつなぎ合わせた物語でもあり、多聞を主人公としたロードムービー的なところがあります。
一部出てくる登場人物にクズが多いところもありますが、主人公は多聞として考えれば、ある程度納得はできるのかもしれません。
むしろ、動物を扱った映画という点では、多聞がしっかりと意思があるような演技ができているところは、多聞の名演がすごいところではあります。
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