作品紹介
【監督】マイケル・キートン
【出演】マイケル・キートン/ジェームズ・マースデン/マーシャ・ゲイ・ハーデン/ヨアンナ・クーリク/アル・パチーノ/
【あらすじ】主人公 ジョン・ノックスは、2つの博士号を持ち、元陸軍偵察部隊の将校という経歴を持つ殺し屋。ある日急速に記憶を失う病により、数週間以内にすべてを忘れてしまう宣告を受け、殺し屋稼業から引退を決意する。
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退屈な作品ではないと思いますが
マイケル・キートン監督は、スタンダップ・コメディアンとして活躍していましたが、当時、本名の「マイケル・ダグラス」で活動していましたが、同名の俳優がいたために「マイケル・キートン」の芸名を使っています。1982年『ラブ IN ニューヨーク』で映画デビューをし、1988年「ビートルジュース」で人気となり、その後、1989年「バットマン」で、人気を不動のものとします。高い演技力がありながらも、賞には恵まれず、2014年『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でゴールデングローブ賞 主演男優賞を受賞しています。「マイ・ライフ」「ザ・ペーパー」「ジャッキー・ブラウン」「スポットライト 世紀のスクープ」など、地味ながらも傑作となる作品に多く出演しており、さりげないこだわりのある俳優です。なお、シリーズものの作品は極力出演しないスタンスを取っており、内容が良くない限りは続編作品は断っているようです。
物語は、博士号と元陸軍偵察部隊将校という経歴の主人公が、急激に記憶を失う病に侵され、数週間以内にすべてを忘れてしまうことになる。記憶を忘れる前に殺し屋稼業から引退をしようとするが、息子が現れ、息子の犯した罪を隠す手助けをするストーリーです。
本作は、マイケル・キートンが主演と監督を手掛けており、元々はコメディアンから俳優となり、監督業としては、2009年「クリミナル・サイト 〜運命の暗殺者〜」で初監督をし、その際にも主演を演じています。今回は監督2作目となり、2025年で74歳となりますが、映画制作には非常に精力的に活動をしています。
マイケル・キートンの演出力は、2009年「クリミナル・サイト 〜運命の暗殺者〜」が日本未公開ということもあり、未知数ではありますが、名優が多く出演している本作を考えると、平均点以上の監督力はあるのかと思います。
ノワールストーリーともなるので、退屈な作品ではないと思いますが、シリアスな内容にもなるので、どのような仕上がりになるのかが気になるところです。
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