作品紹介
【監督】藤村磨実也
【出演】大塚寧々/中山忍/松本明子/たつなり/真木恵未/川瀬陽太/船ヶ山哲/渡辺拓弥/小森香乃/鈴木志音/湯沢勉/布施博/有森也実/
【あらすじ】鈴木家の母親が亡くなる。母親の遺産を巡り、残された兄弟たちが遺産相続を巡り、対立していく。
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超高齢化社会の現在のほうが、本作の内容を興味深く観られるのかも
藤村磨実也監督は、アニメの脚本や映画の作品などを手掛け、介護に関しての現実を描いた「ケアニン」シリーズで知られています。2025年「ソーゾク」で初監督をしています。
大塚寧々は、モデルとしてデビューをし、1989年にカネボウキャンペーンガールに選ばれています。1994年「欽ちゃんのシネマジャック」で映画デビューをしています。2002年『笑う蛙』で高い評価を得ており、以降も映画やテレビ、CMで活躍しています。
物語は、母親が亡くなったことで、その遺産相続を巡りいざこざが起こっていくストーリーです。
超高齢化社会となっている日本において、他界する人も年々増えてオリ、そのために故人の整理をすることに、トラブルが起こりがちとなっています。
仲の良かった家族でも、親の遺産を相続する際に、大きな問題が起こることもあり、本作でも、コメディ作品として、描かれているのかと思います。
長男の嫁、次男、長女、次女と4人兄弟に対しての遺産相続となり、主要な登場人物の中でも足りない人物もおり、まずは家庭事情がどのようになっているのかが気になるところです。
過去にも「遺産相続」などの遺産に関する映画が制作されていたこともありますが、超高齢化社会の現在のほうが、本作の内容を興味深く観られるのかもしれません。
97分の内容なので、気軽に観られる作品かと思います。