作品紹介
【監督】大森立嗣
【出演】長澤まさみ/髙橋海人/永瀬正敏/
【あらすじ】主人公 お栄は、浮世絵師・葛飾北斎の娘。ある絵師に嫁ぐが、離縁をし、再び父のもとに戻る。父娘として、お栄は、「葛飾応為」として絵師の才能を開花させていく。
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長澤まさみとしては、時代劇初主演
大森立嗣監督は、父に麿赤兒、弟に俳優の大森南朋を持つ。大学で8mmビデオを制作し始め、2005年に『ゲルマニウムの夜』で初監督デビューをし、『日日是好日』『さよなら渓谷』『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』と様々な良作を制作しています。
長澤まさみは、東宝「シンデレラ」オーディションで史上最年少の12歳でグランプリを獲得し、その後、映画『クロスファイア』で映画デビューしています。ティーン雑誌『ピチレモン』の専属モデルとしても活躍し、2004年『世界の中心で、愛をさけぶ』のヒロイン役としても話題となり、多彩な演技で注目されている女優です。
物語は、葛飾北斎の娘がとある絵師に嫁ぐが、葛飾北斎に認められず離縁をする。その後、父と娘で暮らしていくが、葛飾応為として女性の浮世絵師として活躍していくストーリーです。
原作は、飯島虚心の『葛飾北斎伝』と杉浦日向子の漫画『百日紅』の中の数作を原作としています。
葛飾北斎の娘を主人公とした物語で、葛飾北斎は永瀬正敏が演じています。
葛飾応為自体は気の強い女性でもあり、絵師としての人生を描いた物語でもあります。
江戸時代中期の物語でもあり、時代劇ではありますが、長澤まさみとしては、時代劇初主演となります。
葛飾北斎のことを詳しく知らなくても楽しめるような作品かと思うので、浮世絵師としての生涯を観るのには良いのかもしれません。