【今週公開の新作映画】「トロン:アレス(2025)」2025年10月10日 公開情報と私感

作品紹介

【監督】ヨアヒム・ローニング
【出演】ジャレッド・レト/グレタ・リー/エヴァン・ピーターズ/

【あらすじ】主人公 アレスは、ディリンジャー社のAIプログラムにより生み出されたAI兵士。非常に優秀な人工プログラムであり、現実世界の人間を知ったことで、アレスに異変が起こる。

公式サイト

過去作とはまた一味違う作品に

ヨアヒム・ローニング監督は、ノルウェーの監督で、2006年「バンディダス」で監督デビューをしています。2012年「コン・ティキ」で高い評価を受け、各映画賞でノミネートもされています。2017年「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」の監督もしています。

ジャレッド・レトは、1994年「クレイジー・ウェディング」でテレビ映画ながらも、映画デビューをしており、「キルトに綴る愛」「シン・レッド・ライン」「ファイト・クラブ」「レクイエム・フォー・ドリーム」などの映画に出演し、2013年「ダラス・バイヤーズクラブ」で第86回アカデミー賞助演男優賞を受賞しています。以降も、「ブレードランナー 2049」「ハウス・オブ・グッチ」などのこだわりのある作品に出演しており、幅広い役柄をこなせる俳優です。

物語は、AIプログラムにより生み出されたAI兵士がデジタルの世界から現実世界に現れ、現実世界が脅かされていくストーリーです。

トロンは、1982年に1作目が制作され、当時は真新しかったCGのような映像とカルト的な人気により、人気のある作品で、2010年には「トロン:レガシー」として28年ぶりに続編が作られています。

今回は、15年ぶりの続編となっており、過去の作品との関係はデジタルの世界観が主なところになりますが、1作目の主人公ケヴィン・フリンも登場します。

トロン自体は、デジタルの世界の救世主でもあり、本作では登場するのかどうかはわかりません。

「トロン:レガシー」では、ダフト・パンクが音楽を担当していましたが、今回は、ナイン・インチ・ネイルズが音楽を担当しています。いままで、トレント・レズナーが映画音楽に関わっていたことはありますが、ナイン・インチ・ネイルズ名義では、本作が初となります。

デジタルの世界で描かれていた世界観が本作では、デジタルの世界が現実世界に侵略してくる作品でもあり、過去作とはまた一味違う作品になっています。

予告編

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