作品紹介
【監督】大友啓史
【出演】妻夫木聡/広瀬すず/窪田正孝/中村蒼/瀧内公美/尚玄/木幡竜/奥野瑛太/村田秀亮/デリック・ドーバー/ピエール瀧/栄莉弥/塚本晋也/永山瑛太/
【あらすじ】時代は、1952年の沖縄。戦後のアメリカ軍の統治下で、グスク、ヤマコ、レイの幼なじみの若者3人とリーダー格のオンは、米軍基地を襲撃の際にとある物を見つけてしまう。
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191分という3時間超えの内容
大友啓史監督は、NHKで様々な番組を手掛け、2007年「ハゲタカ」でドラマ界に衝撃をもたらし、評価されます。その後、大河ドラマ『龍馬伝』も手掛け、独特な演出で注目される監督です。
妻夫木聡は、高校生の頃からモデルなどで活躍し、1998年『すばらしい日々』でテレビドラマに初出演をし、2001年「ウォーターボーイズ」で映画初主演をしています。その後、映画とドラマに数多く出演し、2009年『天地人』でNHK大河ドラマの主演を演じています。主役から脇役までこなせる万能的で幅の広い俳優でもあります。
広瀬すずは、姉が専属モデルを努めていた「Seventeen」のイベントに行った際にスカウトされる。その後、同じく「Seventeen」の専属モデルとなり、2012年『天才!志村どうぶつ園』でテレビ初出演をする。以降CM等に起用され、2013年『幽かな彼女』で女優デビューをし、同年『謝罪の王様』で映画初出演をしています。テレビや映画、CM等多岐に渡る活躍をしている女優で、2020年にはルイヴィトンのアンバサダーにも就任しています。
物語は、1952年の沖縄を舞台に、米軍基地より盗み出したとあるものを巡り、米軍に追われながらも成功していこうとする若者を描いたストーリーです。
大友啓史監督作品は、NHK出身でもあるので、作品制作的には丁寧でもあり、お手本的なところもあります。
戦時後の混乱を描いた作品でもあり、わかりやすく制作されていると思います。
2018年に刊行された真藤順丈の小説「宝島」が原作であり、「リュウキュウの青」「悪霊の踊るシマ」「センカアギヤーの帰還」の3部でもあります。
1952年の米軍統治の時代から、沖縄返還の1972年までがえがかれてます。
191分という3時間超えの内容と、豪華な出演者という点で見応えのある作品かとおもいます。