【洋画】「フライトリスク(2025)」★★★☆☆

作品紹介

【監督】メル・ギブソン
【出演】マーク・ウォールバーグ/トファー・グレイス/ミシェル・ドッカリー/Savanah Joeckel/Monib Abhat/
【個人的評価】★★★☆☆

【あらすじ】主人公 ハリスは保安官補としてある事件の重要参考人 ウィンストンを航空輸送することになる。ベテランパイロットのハリスとともに飛行機に乗るが、パイロットライセンス証の写真が別人だった。

監督:メル・ギブソン, 出演:マーク・ウォールバーグ, 出演:トファー・グレイス, 出演:ミシェル・ドッカリー
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つまらない作品ではありませんが

メル・ギブソン監督は、アメリカ生まれながら、オーストラリアに移住し、そこで演劇を学び、1979年「マッドマックス」で人気俳優となり、監督業としても、頭角を現し、監督2作目の「ブレイブハート」で、アカデミー作品賞と監督賞を受賞しています。

マーク・ウォールバーグは、「ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック」の前身「ナヌーク」に参加しており、「ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック」デビュー前に脱退し、モデルとして活動しています。1994年「勇気あるもの」で映画デビューをし、1997年『ブギーナイツ』で主演を演じています。2006年『ディパーテッド』では様々な映画賞のノミネートがされ、知名度を高めています。制作にも携わることもあり、幅広く映画に貢献している俳優です。

物語は、とある事件の重要参考人として航空輸送をするが、同乗したパイロットと重要参考人と保安官補の間で思わぬ展開となっていくストーリーです。

序盤から、保安官補のハリスは、ある事件の重要参考人ウィンストンを捕らえて、モレッティの裁判で証言をしてほしいということをお願いします。

ウィンストンをセスナ機に乗せて、ハリスとウィンストンとパイロットのダリルとともに、アラスカからニューヨークまでの飛行をします。

ここまでが序盤のお膳立てであり、あとは、この3人のシチュエーションサスペンスになります。

予告編ですぐにネタバレされていますが、ダリル自体は、とある別の目的があり、そのためにトラブルが起こっていきます。

ハリスとウィンストンとダリルがともに嘘をついているのか、本当のことを言っているのか疑心暗鬼になっていきます。

本作は、メル・ギブソン監督作品であり、「顔のない天使」「ブレイブハート」「パッション」「アポカリプト」「ハクソー・リッジ」と過去作を見ても、かなり完成度が高く、メッセージ性の強い作品が多いのですが、今回は過去作と比べると、かなりユルい感じの作品でもあり、制作費もかなり抑えた作品となっています。

これだけの作品を手掛けていながら、なぜ本作を制作したのは謎ですが、2016年「ハクソー・リッジ」から、9年ぶりとなるので、なんとなくリハビリを兼ねて制作したのかもしれません。

ほとんどの内容が3人の駆け引きとなりますが、さほど難解などんでん返しがあるわけではなく、そこそこな起伏がありつつ、サクッと鑑賞できます。

一番怪しいパイロットのダリルも、若干ミスリード感がありますが、シナリオ自体は複雑でもなく、いまいち展開もパッとしない感じもあります。

つまらない作品ではありませんが、「元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件(2021)」と比較してもさほど変わりがないかなぁというところで、メル・ギブソン監督作品的にキャリアに汚点かもしれません。

予告編

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