作品紹介
【監督】フリーヌル・パルマソン
【出演】エリオット・クロセット・ホーヴ/イングヴァール・E・シーグルソン/ヴィクトリア・カルメン・ゾンネ/ヤコブ・ローマン/ヒルマー・グドヨンソン/
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】主人公 ルーカスは、デンマーク人で牧師でもある若い青年。植民地のアイスランドに教会を立てるために旅に出る。

映像から観ていくところもあります
フリーヌル・パルマソン監督は、短編作品を制作後、2017年「ウィンター・ブラザーズ」で映画監督デビューをしています。その後、数作の作品を制作し、2022年「ゴッドランド」では、2022年カンヌ国際映画祭でプレミア上映をしています。
エリオット・クロセット・ホーヴは、デンマーク系アメリカ人の俳優で、2013年に短編映画に出演し、2022年「ゴッドランド」では、ボディル賞主演男優賞を受賞しています。
物語は、19世紀末期にデンマークの司祭である主人公が、アイスランドに渡り、そこで教会を立てるためにとある村へ旅立ち、その地で、様々なアクシデントに陥っていくストーリーです。
序盤から、教会で2人の牧師が会話をしているところから始まり、アイスランドに教会を立てるということで、旅に出ることになります。
そこからアイスランドに旅に出ますが、目的地までの道のりは遠く、ガイドとともに長旅をしていきます。
19世紀末期の物語でもあり、旅をするにも過酷な旅となっています。
主人公 ルーカスは、教会と布教のために旅をしますが、過酷な旅の中で、徐々に仲間を失っていきます。
ときに川を渡り、雪原を進み、目的地に着くまでが中盤までで、中盤以降は、教会を立て、村の人々との関係性を描いています。
教会もある程度組み上がり、簡素ではありますが、そこで結婚式もできることで、その地に教会ができたことで、周囲の環境も変わってきますが、未開の地で布教するというところはで、時代的な慣習も関係してくるところがあります。
主人公は牧師ではあり、主人公視点での展開で描かれますが、深いストーリーはなく、セリフも少ないので、環境や状況から観ていくところがあります。
難解な作品ではないと思いますが、アイスランドの自然と環境はよくわかります。ただし、物語自体のテーマは明確に示されているわけではないので、映像から観ていくところもあります。
予告編
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