【日本映画】「日本で一番恐くない間取り(2023)」★★★☆☆

作品紹介

【監督】鳴瀬聖人
【出演】大坂健太/広山詞葉/ヤマダユウスケ/エアコンぶんぶんお姉さん/ウクレレえいじ/森羅万象/坂田聡/
【個人的評価】★★★☆☆

【あらすじ】少し先の未来の日本が舞台。主人公 山田は、日本で最後の無事故物件に住んでいるフリーター。無事故物件の価値が非常にエスカレートしていく。

監督:鳴瀬聖人, Writer:鳴瀬聖人, 出演:大坂健太, 出演:広山詞葉, 出演:ヤマダユウスケ

こういう細かいツッコミどころはありますが

鳴瀬聖人監督は、2017年「温泉しかばね芸者」で映画監督デビューをし、その後、「恋の墓」「恐解釈 桃太郎」などを制作しています。

大坂健太は、2018年「ファミリー☆ウォーズ」で映画初出演をし、その後も阪元裕吾監督作品に多く出演をしています。助監督等の制作にも関わっており、多彩な活動をしている俳優です。

物語は、遠くない未来の日本が舞台。唯一事故物件ではない部屋をめぐり、住人とその部屋を所有したい人たちの騒動を描いたストーリーです。

序盤から、YouTuberがとある物件に入って調査するシーンから始まります。

本作は、近い将来の日本で起こる「事故物件ではない家」がほとんどなくなっていく状況で、唯一の無事故物件の部屋をめぐるバトルを描いています。

無事故物件に住む山田は、フリーターとして仕事をしていながらも、唯一の無事故物件に住んでいることもあり、その無事故物件を巡って、不動産会社や富豪の人たちとの争いをコメディ腸に描いている作品です。

「ぎりぎり家では死ななかった、偉い」

物件で人がなくなってしまうことで価値が下がる点と、亡くなった人がそこで幽霊となるところにコメディ感があり、目の付け所は面白いのですが、ものすごく長い目でみれば、人が家で亡くなるというのはほとんどの場所で起こっていることにも思います。

無事故物件を巡っての争いに、日本で唯一無事故物件である主人公の自宅という事となりその家の価値が非常に高くなります。

「僕はあの家から一生でていきませんので。」

真面目に考えると無事故物件である場所が賃貸のアパートと言うところで所有権の問題が出てくるところもあり、また、物件を新築建て直しなどをすれば、物件的には無事故にもなります。

こういう細かいツッコミどころはありますが、本作はそういう要素はある程度大目にみながら鑑賞するのが良いです。

自然死を事故と結びつけると、ほぼ日本の物件はすべて事故物件となるので、この解釈もあまり深く考えないほうが良いです。

予告編

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