作品紹介
【監督】ヤン・シュヴァンクマイエル
【あらすじ】ヤン・シュヴァンクマイエル監督が長年にわたりコレクションをしてきた数々を紹介している作品
公式サイト
ヤン・シュヴァンクマイエル監督作品に興味のない人には、苦痛でしかない作品
ヤン・シュヴァンクマイエル監督は、チェコ国立芸術アカデミー演劇学部人形劇科で学び、1964年「シュヴァルツェヴァルト氏とエドガル氏の最後のトリック」で短編映画などを制作しています。その後、1988年「アリス」を制作し、長編映画監督デビューをしています。制作方法はストップモーション・アニメーションを多用しており、CGなどは使わない独特な演出が特長です。
物語は、ヤン・シュヴァンクマイエルが長年集めてきたコレクションを紹介する内容です。
「クンストカメラ」はロシア語で「博物陳列室」という意味でもあり、ヤン・シュヴァンクマイエル監督の故郷に作った「クンストカメラ」でコレクションを紹介しています。
「クンストカメラ」自体は、ロシアのサンクトペテルブルクにあり、ロシア史上最初に設立された博物館として知られています。設立は、1714年でもあり、もともと皇帝ピョートル1世の個人的なコレクションを収蔵しており、後々、歴代皇帝のコレクション集積場となっています。
本作では、ビバルディの協奏曲「四季」の曲とともにセリフのない作品となっており、約120分の内容となっているので、ヤン・シュヴァンクマイエル監督作品に興味のない人には、苦痛でしかない作品です。