【日本映画】「ピストルライターの撃ち方(2023)」★★★☆☆

作品紹介

【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】遠くない未来で、再び原発事故が起こる。主人公 達也は、隣町に住みチンピラとして行き場のない生活をしていた。

監督:眞田康平, プロデュース:奥村康, Writer:眞田康平, 出演:奥津裕也, 出演:中村有, 出演:黒須樹, 出演:佐野和宏, 出演:竹下かおり

全体に重い内容ですが、リアルに感じる演出も多く

眞田康平監督は、2011年『しんしんしん』 を東京藝術大学大学院映像研究科修了作品として制作しています。その後、『イカロスと息子』 『サヨナラ家族 』 『ピストルライターの撃ち方』などを制作しています。

奥津裕也は、2011年『しんしんしん』 で映画デビューをし、映画や舞台で活躍をしている俳優です。

物語は、近未来、再び原発事故が起こるも、隣町でチンピラとして暮らしている主人公が、行き場のない暮らしをしながらも、出所した親友と風俗嬢の女性との共同生活をしていくストーリーです。

序盤から、達也とその友人が登場し、そこでふざけ合っているシーンから始まります。

本作は、主人公 達也、親友の諒、風俗嬢のマリが中心として描かれた作品で、原発事故の起こった地域を舞台に描かれています。

自主映画的に撮影された作品で、宮城県でオールロケで撮影されています。

原発事故により除染作業員の現場やタコ部屋の風景が描かれ、内容としては重い展開です。

ピストルライターの撃ち方というタイトルは、そのまんまの言葉ですが、ピストルライター自体はあまり見かけない感じです。そもそも、こんなライターを持っていると職務質問を受けそうですが、つまりは、そういう人という説明をこのライターだけで説明しています。

撃ち方については、実際に撃てないピストルで、ライターでもあるので、そこに本作のメッセージを暗喩として込められています。

全体に重い内容ですが、リアルに感じる演出も多く、やり場のない感じや閉塞感になにか感銘を受けてしまう作品です。

予告編

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Unknown:奥津裕也, 監督:眞田康平, 脚本:眞田康平, その他:長嶌寛幸, 出演:奥津裕也, 出演:中村有, 出演:黒須杏樹, 出演:佐野和宏, 出演:竹下かおり, 出演:杉本凌士, 出演:小林リュージュ
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