【今週公開の新作映画】「Page30(2025)」2025年4月11日公開情報と私感

作品紹介

【監督】
【出演】/林田麻里/広山詞葉/MAAKIII

【あらすじ】主人公は、4人の女優。4日後に控えた舞台を前に、まだ結末が決まっていない台本に向き合う。

公式サイト

イマイチ観てほしい層がピンと来ませんが、実験的な作品を含んでいると考えればよいのかと

堤幸彦監督は、 TVドラマと劇場映画の両方を独特な世界観で制作することで知られており、軽快な演出とこだわりの映像でファンも多いと思われる監督です。

唐田えりかは、2014年マザー牧場でアルバイトをしているときにスカウトされ、芸能界デビューをしています。その後、2015年テレビドラマ『恋仲』で女優デビューをし、TVやCMで活躍します。2018年『寝ても覚めても』でヒロインに抜擢され多くの賞を受賞しています。その際に共演者との不倫問題で一時期女優業を離れますが、2021年に短編映画で女優復帰をしています。

物語は、4人女優が4日後に控えた結末が完成していない舞台のために、4人それぞれが稽古に取り組み、舞台本番を迎えていくストーリーです。

本作は、堤幸彦監督の演出ではあり、原案も同じく堤幸彦監督となっています。

4人の女優が舞台の結末がきまっていない30ページを前にして、稽古をして舞台本番を迎えていく内容でもあり、シチュエーションドラマな演出にもなっています。

「DREAMS COME TRUE」の中村正人がエグゼクティブプロデューサーを担当している点は、よくわかりませんが、逆に言えば、本作の不安要素にも感じます。ちなみに、東京 渋谷警察署裏にある渋三広場に完成した「渋谷ドリカムシアター」は、期間限定のテントシアターであり、5.1chの音響設備と250インチのスクリーンが設置された場所になっています。

「渋谷ドリカムシアター」自体は、期間限定のテントシアターであり、2025年6月1日までの芸体劇場となります。「渋谷 ドリカム シアター supported by Page30」という公演もあり、どちらかといえば、「DREAMS COME TRUE」のファンの人にはよい場所かもしれません。

なお、作品と「DREAMS COME TRUE」は大きな関連性があるというよりも、あくまで音楽やプロデュースの関係かと思われます。

作品自体は、劇団マカリスター主宰の井上テテが脚本を担当しており、その他劇中劇も劇団□字ック主宰のが担当しています。

イマイチ観てほしい層がピンと来ませんが、実験的な作品を含んでいると考えればよいのかと思います。

予告編

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