【日本映画】「映画 おいハンサム!!(2024)」★★★☆☆

作品紹介

【監督】山口雅俊
【出演】/木南晴夏/佐久間由衣//宮世琉弥/野村周平/内藤秀一郎//光宗薫/六角精児/松下由樹//野波麻帆/太田莉菜//アナンダ・ジェイコブズ/
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 伊藤源太郎は、家族の幸せを願う父親。三姉妹と母の5人家族は、家族とゴハンと恋を通じて一家を描く。

監督:山口雅俊, Writer:山口雅俊, 出演:吉田鋼太郎, 出演:木南晴夏, 出演:佐久間由衣, 出演:武田玲奈, 出演:MEGUMI
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あらかじめTVドラマ版を観た上で本作を観るのが、正しい鑑賞方法

山口雅俊監督は、テレビドラマの制作をしており、『ギフト』『きらきらひかる』『カバチタレ!』『ビギナー』などを制作してきています。2009年「カイジ 人生逆転ゲーム」で映画監督デビューをし、「闇金ウシジマくん」シリーズなどを制作しています。

吉田鋼太郎は、劇団出身の役者で、TVドラマや映画にも数多く出演したベテランです。2009年「守護天使」で映画デビューをしており、以降、コミカルな役など、幅広い芸風の役を演じてきています。

木南晴夏は、2001年『第1回ホリプロNEW STAR AUDITION〜21世紀のリカちゃんはあなた!!〜』でグランプリを受賞しており、CMやバラエティで活躍後、2005年「ZOO 「SEVEN ROOMS」」で映画デビューをしています。酒井彩名、あびる優とアイドルユニットLiccaとして活躍をしており、テレビドラマや映画に幅広く活躍しています。2018年、玉木宏と結婚をしています。

物語は、3姉妹がいる五人家族の伊藤家を描いたストーリーです。

序盤から、主人公一家の家族のそれぞれのキャラクターを紹介していきますが、TVドラマ版を前提に描かれていくので、多少急ぎ足感はあります。

まったく理解できない作りではないのですが、何から何まで説明してくれる作品に慣れている人にはちょっと情報整理が追いつかないところはあります。

伊藤源太郎とその一家の3姉妹を描いていくので、主人公の一家の人物相関くらいは知っておいてから観ると良いです。

伊藤源太郎演じる吉田鋼太郎は普通にイメージ通りのキャラクタでもあり、わかりやすいところはありますが、シーンがザッピングされるような印象でもあり、吉田鋼太郎にフォーカスしながら、徐々に周辺の人物相関が理解できれば戸惑いなく観られます。

全体的に伊藤家の一家のそれぞれの物語が、ザッピングするような感じで描かれ、全体的に父親の伊藤源太郎が物語を引っ張っていく感じです。

序盤から終盤まで淡々と一家5人の生活が描かれていくだけの展開でもあり、女性側がどうも

本作の佐久間由衣は、ボーイッシュだった今までのイメージと比べてロングヘア担っているところもあり、妙にかわいいです。実は身長と髪型のせいでいままでちょっと損をしていたのではとも思ってしまいます。

テンポが良いのか悪いのかという点では、キャラクターのザッピングについていけるのであれば気にならないのですが、多少退屈に感じてしまう点としては、音楽がほぼないところでもあり、単調な感じを受けてしまうのが問題点かもしれません。

もう一つ理解が追いつかないのは、MEGUMIが吉田鋼太郎と夫婦というところであり、娘3人の年齢を考えても、MEGUMI自体がちょっと若すぎる感じもします。

設定的に言えば、伊藤源太郎〈58〉、伊藤千鶴〈48〉となり、娘3人は、伊藤由香〈30〉、伊藤里香〈25〉、伊藤美香〈22〉となります。伊藤千鶴(MEGUMI)が18の時に第一子を産んでいるとなれば、まあ矛盾はないところです。

映画版がイマイチのめり込めない点としては、やはり本作もTVドラマ版の派生のファンサービス映画でもあり、映画版のみで楽しもうとする場合は、かなり難易度のある作品とも言えます。

あらかじめTVドラマ版を観た上で本作を観るのが、正しい鑑賞方法となります。

予告編

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