作品紹介
【監督】アレックス・ガーランド
【出演】キルスティン・ダンスト/ヴァグネル・モウラ/スティーヴン・ヘンダーソン/ケイリー・スピーニー/
【あらすじ】アメリカ連邦政府から19の州が離脱、そのことで、アメリカ崩壊の危機に4人のジャーナリストが大統領にインタビューを行うべく、ホワイトハウスに向かう。
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一つの未来の可能性と考えればよいのかもしれません
アレックス・ガーランド監督は、2000年「ザ・ビーチ」で原作を手掛け、その後、ダニー・ボイル監督作品の脚本を手掛けています。2015年「エクス・マキナ」で監督デビューをし、アカデミー脚本賞にノミネートもされています。シナリオが独特な監督です。
キルスティン・ダンストは、モデルとして活躍し、1989年『ニューヨーク・ストーリー』で映画デビューをしています。1994年『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』で評価され、2002年以降の『スパイダーマン』シリーズでヒロイン役もしています。2007年『Welcome』で監督デビューもしています。
物語は、19の州が連邦政府より離脱したアメリカ。アメリカの危機に、4人のジャーナリストが大統領にインタビューすべく、ホワイトハウスを訪問する道中、様々な内戦の惨状を目の当たりにしていくストーリーです。
アレックス・ガーランド監督は、エクス・マキナで高い評価を得ており、その後も脚本兼監督作を作り出しています。独特な近未来の作品が得意でもあり、本作の独特な世界観が気になるところです。
アメリカが危機になる話は色々な映画が作られていますが、本作はアレックス・ガーランド監督の脚本でもあり、一味違うのではないか?と思われます。
アクション映画というわけではなく、ロードムービー的なところがあり、なんのために戦っているのかもイマイチわかりにくい感じはありますが、メッセージ性は高いと思います。
リアルな感じもしますが、近未来という架空の設定ではあるので、一つの未来の可能性と考えればよいのかもしれません。