【今週公開の新作映画】「本を綴る(2024)」

作品紹介

【監督】
【出演】/宮本真希//加藤久雅/川岡大次郎/宗清万里子/

【あらすじ】主人公 一ノ関哲弘は小説が書けなくなってしまった作家。かけなくなったことで、書評やコラムを執筆しているが、ある時、古書に挟まれた恋文を見つけ京都に向かう。

自分探し的なところもあるので、すんなりと観ていける作品かと

篠原哲雄監督は、助監督として様々に映画に参加するかたわら、自主映画を制作しており、1993年「草の上の仕事」で長編映画デビューします。その後、コンスタントに作品を送り出している監督です。

矢柴俊博は、大学在学中に演劇サークルやパントマイム集団に参加し、演劇を行っています。2003年「座頭市」で映画デビューをし、その後、数々の映画やテレビドラマに出演している俳優です。

宮本真希は、1996年に宝塚歌劇団入団後、星組に配属、宙組の発足メンバーになるも、1998年に退団しています。1999年『おもちゃ』で映画初出演をし、話題となりました。以降、テレビや映画など数々の作品に出演しています。

物語は、小説がかけなくなってしまった主人公が、本屋を巡り、そこで出会う人々との関わりを描いたストーリーです。

2022年3月にYouTubeドラマで配信されており、その物語とリンクしたような内容となっています。もともとは、東京都書店商業組合が本社に来てもらえるように開設したYouTubeチャンネルでもあり、人気の声から、映画化したことになります。

主題歌は、ASKA「I feel so good」となっています。

篠原哲雄監督は、様々なジャンルの作品を丁寧に制作するところがあり、本作もロードムービーというジャンルとして作品を制作しています。そつなく作品をまとめる手腕が高いので今回も期待ができるところです。

矢柴俊博主演ということで、めずらしい感じもありますが、芸歴も長く、どちらかというと普通の人の印象も強いので、本作の主演にははまり役にも思えます。

自分探し的なところもあるので、すんなりと観ていける作品かと思います。

予告編

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