作品紹介
【監督】ジェシー・アイゼンバーグ
【出演】ジュリアン・ムーア/フィン・ウルフハード/アリーシャ・ボー/ジェイ・O・サンダース/ビリー・ブリックカイル/エレオノール・ヘンドリックス/ジャック・ジャスティス/
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】主人公 エブリンは、息子 ジギーを持つ母親。エブリンは社会奉仕のために施設を運営しており、ジギーはネット配信で人気を得ていましたが、2人はそれぞれすれ違いが起こる。
サブスクで観る
感情移入する先がいまいち掴みきれないまま進むお話でもあるので
ジェシー・アイゼンバーグ監督は、テレビシリーズでデビューをし、2009年「 ゾンビランド」で注目され、2010年「ソーシャル・ネットワーク」で、マーク・ザッカーバーグを演じ様々な賞を受賞しています。その後、映画作品にも多々出演しています。
ジュリアン・ムーアは、1990年「フロム・ザ・ダークサイド/3つの闇の物語」で映画デビューをしています。その後、「ゆりかごを揺らす手」「ショート・カッツ」など話題作に出演をし、2014年「アリスのままで」でアカデミー主演女優賞を受賞しています。世界三大映画祭のすべての女優賞を受賞をしている女優です。
本作は、ジェシー・アイゼンバーグ監督の初監督作品であり、脚本も手掛けています。
物語は、社会奉仕をしている母親と、ネット配信をしているZ世代の息子の関係のすれ違いを描いていくストーリーです。
序盤から、インターネットで音楽を配信している姿が描かれます。
物語としては淡々としていますが、中盤以降から、本作の題名がわかるように、母と子のすれ違いが埋まり始めてきます。
2人の問題は、それぞれの問題だけでもあり、母と息子の関係の接点はさほどありません。
というか、それぞれが空回りしているというところが問題でもあり、その空回り感は、本人自体の思い直しで解決していくところになります。いわば、お互いの自分勝手から生まれたすれ違いでもあり、世界が交わるというよりも、お互いが歩み寄ることで、溝が埋まっていくという展開でもあります。
感情移入する先がいまいち掴みきれないまま進むお話でもあるので、あまりグッと来るところが少ないのも事実です。
予告編
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