【日本映画】「闇の歯車〔2019〕」を観ての感想・レビュー

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【日本映画】
【日本映画】★★★☆☆
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【監督】
【出演】永山
【個人的評価】

【あらすじ】江戸時代が舞台。初秋の江戸・深川で裏稼業をしている佐之助は、行きつけの酒亭おかめで、謎の男・伊兵衛と出会う。そこで、伊兵衛より一攫千金の仕事の相談をうける。

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なんというか、2時間スペシャルドラマを観ている感は払拭できない

・山下智彦監督は、助監督経験を経て、2002年「盤嶽の一生」で監督デビューをしています。以降、時代劇を中心に作品を送り出している監督です。

は、1999年にモデルデビューをし、2001年『さよなら、小津先生』で俳優デビューをしています。その後、2005年『サマータイムマシン・ブルース』で映画初主演をし、以降テレビや映画で活躍しています。

は、1961年に文学座附属演劇研究所の1期生に合格し、その後、1963年劇団雲に参加しています。1962年「放浪記」で映画出演をし、その後、コンスタントに映画に出演しています。30代後半からはテレビドラマにも出演するようになり、テレビや映画、舞台と活躍している俳優です。

・本作は、時代劇専門チャンネルの開局20周年記念作品として制作された作品です。

・物語は、江戸時代の深川を舞台に、裏稼業をしている主人公が、とある儲け話に乗り、そこで、押し込みをして七百両の大金に手を出す。

・序盤から「逢魔が時」の説明がされ、そこから、江戸の深川の町の日常が描かれます。

・佐之助は、酒亭で伊兵衛と出会い、儲け話を持ちかけられます。本作の流れとしては、この押し込みが主となります。

・中盤で、押し込みを実行することとなり、そこから、テンポの良い流れとなります。

・とは言いつつも、時代劇専門チャンネルの開局20周年記念作品というところから、紋切り型のテレビ時代劇調となります。

・本作自体は、原作の時代劇ですが、作風としては、時代劇とは言っても、サスペンス的な要素が含まれています。

・イマイチセットや撮影方法がテレビ時代劇感があるので、観ていて安心感がありますが、それ以上の得られるものが少ないところはあります。

・「いったでしょ?別れるって言ったら殺すって」

・瑛太が時代劇を演じているという点では、珍しいというところではないのですが、どうも、時代劇が似合わない感じがします。

・淡々としているところがありますが、中盤以降から物語が進んでいくので、退屈はしないのですが、なんというか、2時間スペシャルドラマを観ている感は払拭できないです。

・もともとそういうところからの作品ではあるので、時代劇ファンやファンには良いかもしれません。

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