【監督】シルベスター・スタローン
【出演】シルベスター・スタローン/タリア・シャイア/バート・ヤング/カール・ウェザース/ドルフ・ラングレン/ブリジット・ニールセン/ジェームス・ブラウン/
【あらすじ】主人公 ロッキー・バルボアは、アポロ・クリードと対決の末、ボクシングのチャンピオンとなる。そこへ、ソ連のボクサー イワン・ドラゴが対決をしにアメリカに来る。
題名が、「ロッキー4 炎の友情」ではなく「ロッキーVSドラゴ ROCKY IV」となっているのがちょっと気になります。個人的にはもともとの邦題の方が良かったです
・シルベスター・スタローンは、イタリア系アメリカ人として生まれ、出産の際のトラブルで、顔面の左側に傷がつき以降に多少の言語障害と下唇が変形しています。あまり裕福な家庭ではありませんでしたが、高校卒業後、演劇を学び、23歳でアメリカで俳優を目指すようになります。大学の卒業論文でロッキーの脚本を書き、1976年「ロッキー」の基盤となります。その後、映画化をされ、主演と脚本を担当し、アカデミー作品賞を受賞したことで、アメリカンドリームの体現者として評価されます。その後、「ロッキー」「ランボー」「クリフハンガー」と肉体派アクションスターとして人気となり、映画製作にも関わることで、映画業界に多大な貢献をしています。
・物語は、アメリカでボクシングチャンピオンとなるが、ソ連からやってきたボクサーと対決をし、元チャンピオンの友人が殺されてしまう。親友を失ったことで、主人公は、試合を行うためにソ連に行き対決をするストーリーです。
・本作は、1985年「ロッキー4 炎の友情」を再編集し、未公開シーン42分を差し替えた作品です。
・上映時間94分のうち42分が未公開シーンだということもあり、ほぼ別物の作品と考えてもよいのですが、シナリオまでは変わっていないので、どういう変化があるのかが気になります。
・題名が、「ロッキー4 炎の友情」ではなく「ロッキーVSドラゴ ROCKY IV」となっているのがちょっと気になります。個人的にはもともとの邦題の方が良かったです。
・ドルフ・ラングレンは、本作で抜擢されたことで、有名となり、後に「人間核弾頭」というよくわからないネーミングが名付けられましたが、アクション俳優として大成しています。
・また、ドルフ・ラングレンは、理系の大学で学んでおり、マサチューセッツ工科大学(MIT)でも学んでいるインテリなところもあります。
・「ロッキー4 炎の友情」は興行成績は良かったのですが、第6回ゴールデンラズベリー賞では、5部門を受賞する不名誉な作品となっています。
・そのこともあって今回の再編集版なのかもしれません。