【監督】コリン・トレヴォロウ
【出演】クリス・プラット/ブライス・ダラス・ハワード/ローラ・ダーン/ジェフ・ゴールドブラム/サム・ニール/ディワンダ・ワイズ/ママドゥ・アティエ/B・D・ウォン/オマール・シー/キャンベル・スコット/
【あらすじ】ジュラシック・ワールドの島 イスラ・ヌブラルが噴火で壊滅したあとの4年後の世界。主人公オーウェンは、クレアとともに山小屋で生活をしていたが、ある日子供を連れたヴェロキラプトルのブルーと再会する。
ジュラシックパークシリーズは、あくまでエンタテイメントではあるので、その要素を楽しむ作品
・コリン・トレヴォロウ監督は、アメリカの監督で、2012年「彼女はパートタイムトラベラー」長編映画監督デビューをしています。2015年「ジュラシック・ワールド」を監督し、続く2018年「ジュラシック・ワールド/炎の王国」では製作総指揮を努め、2022年「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」では、再び監督となっています。なお、2019年「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」の原案も手掛けていますが、2017年に降板しており、クレジットだけが残っています。
・クリス・プラットは、1998年『Cursed Part 3』で映画デビューをし、その後、テレビドラマなどで活躍後、2008年『ウォンテッド』2011年『マネーボール』2012年『ゼロ・ダーク・サーティ』と出演をし、ジュラシック・ワールドシリーズでは、3部作で主役を演じています。
・本作は、「ジュラシック・ワールド」三部作の第3作目となり、完結編でもあります。
・今回の時間軸は、前作から4年後の2022年の設定となっています。
・アラン・グラント役のサム・ニールとエリー・サトラー役のローラ・ダーンが21年ぶりにシリーズに出演しています。
・物語は、ジュラシック・ワールドの島が崩壊したあとの世界で、山小屋でひっそりと暮らしていた主人公が、ヴェロキラプトルのブルーの親子と再会する。しかし、ヴェロキラプトルの子供が誘拐されてしまうストーリーです。
・ジュラシック・パークとジュラシック・ワールドはともに、現代に蘇った恐竜たちを描いた作品で、様々な恐竜が描かれている作品です。
・過去に絶滅してしまった生物が現代に蘇る作品で、多くは、ジュラシックパークの島での物語でしたが、本作は、都会に恐竜が歩き回るというようなパニック映画となっています。
・個人的には、実は都会を歩き回ってしまうことはジュラシック・パーク的にはあまり面白くないというジンクスがあるように思います。
・理由は、恐竜映画というよりも怪獣映画となってしまう印象もあり、本作は、ジュラシック・ワールド3部作の最後の作品となりますが、都会を舞台にしたのは、個人的にはチョットがっかりです。
・恐竜の映像作品で言えば、AppleTV+の「太古の地球から~よみがえる恐竜たち~」はCGの完成度が高く、映像もきれいなので、恐竜好きな人にはおすすめです。生態や環境も、恐竜がいた時代を描いているので、こっちのほうがむしろジュラシックパークよりも興味深い気もします。
・ジュラシックパークシリーズは、あくまでエンタテイメントではあるので、その要素を楽しむ作品かと思います。