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【日本映画】「光を追いかけて〔2022〕」を観ての感想・レビュー

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【日本映画】
【日本映画】★★★☆☆
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【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 彰は、両親の離婚により、父の故郷の秋田に引っ越す。過疎化も進む街では、中学も閉校してしまうことで、閉校祭が開かれる。

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温度差が妙に胸に刺さります

監督は、CMディレクターとして600本以上の制作活動をしており、2022年「光を追いかけて」で映画監督デビューをしています。

・中川翼は、4歳の頃からモデルとして活動をし、2015年にテレビドラマ、そして「ヒロイン失格」で映画デビューをしています。存在感のある雰囲気があり、今後が期待できる俳優です。

・主題歌は、湯木慧の「心解く」となります。

・物語は、両親の離婚で父の故郷に引っ越してきた主人公が、その町のなかで様々なことを通じてなにかが変わっていくストーリーです。

・序盤から、秋田の田舎町を描いていますが、田舎というネガティブな要素がありながらも、その環境の中でミステリー・サークルの発生や、過疎化からの中学校の閉校などが描かれていきます。

・秋田の田んぼの風景など映像が美しいところがあり、その魅力はとてもよく伝わります。

・コントラストの強い映像感もあり、陰と陽が潜んでいる感じもします。

・学校でなかなか馴染めないところもありながら、不思議な少女との出逢いや、気心の知れる友達との出会いなどから、少しずつこの地での生活になれていきます。

・ミステリー・サークル自体は、1991年に実際にあった事件であり、真相は不明ですが、超常現象が主軸のストーリーではなく、この環境で生活する人々のはなしとなります。

・中盤以降、友達の好奇心で、大事な居場所が奪われてしまうところには、とても軽薄な感じしか感じません。

・学校がなくなるということで、閉校祭が行われるわけですが、その準備として進めていたことと、いじめで阻害されてしまった子とで、その間の温度差が妙に胸に刺さります。

・いろいろな問題を抱えながらも、いくつか解決しないまま終わるところはありますが、「光を追いかけて」という題名とエンディングでの秋田の町の風景が空撮されるところもあり、本作の伝えたいことは、ここに込められているのかと思います。

・過疎化の中学や農家の苦悩などが描かれていますが、地域ならではの問題ということもあり、そういう問題とともに、美しい風景等も兼ね備えた作品ではあります。

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