【日本映画】「おもいで写眞〔2021〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 音更結子は、メイクアップアーティストを目指していたが、仕事をクビになってしまい、故郷に戻る。故郷では、遺影の撮影という仕事をするが、なかなか理解されず、「おもいで写眞」という言い方で写真を撮影し始める。

おもいで写眞

全体としてはハートウォーミングな物語なのですが、淡々と描かれているところもあり、また、110分という時間がちょっと長かったような印象

・熊澤尚人監督は、大学時代より自主映画を撮影し、2005年『ニライカナイからの手紙』で長編映画デビューをしています。2020年に初の小説『おもいで写眞』発表し、映画化もしています。

・深川麻衣は、『kawaii EXPO 2010』のモデルオーディションでグランプリを受賞し、専属モデルとなります。その後、2011年に乃木坂46のオーディションに合格し、初期メンバーとして活躍。3rdシングル「走れ!Bicycle」では、選抜メンバーにも選ばれています。乃木坂46卒業後は、女優として活躍しています。

・テンカラット設立25周年企画作品

・物語は、老人の遺影の写真の準備という仕事をしていくうちに、その写真自体から、人生の意味に触れていく物語です。

・社会性も感じてしまう物語ですが、実際のところ高齢化とそのことによる地方都市の衰退化も想像以上に進んでいる印象を受けます。

・問題点は、少子高齢化という点もありますが、主人公自体の魅力が薄いところもあり、どうも他人事のような環境にしか伝わって来ないところもあります。

・写真に対しての思い入れというところではありますが、この点は、「浅田家!」の描き方のほうが、じわじわと核心に迫っていきながら、しっかりと見応えがあり、その点でいれば、本作の間口としては、もう少しみやすさがほしかったところはあります。

・気がつくと10年や20年という年月は意外と短いようにも思え、その中での写真という切り取り方では、いずれ自分もその立場となるというところに気がついてしまうところもありました。

・全体としてはハートウォーミングな物語なのですが、淡々と描かれているところもあり、また、110分という時間がちょっと長かったような印象もありました。

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おもいで写眞

 

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おもいで写眞 (幻冬舎文庫)

 

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  • 作者:熊澤 尚人
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