【監督】清水康彦
【出演】菅田将暉/杏/岡田将生/柄本時生/田代輝/山時聡真/斎藤工/吉田鋼太郎/
【あらすじ】謎の立方体の部屋に閉じ込められた6人の男女が、様々な殺人トラップを目の当たりにしながら、部屋を脱出しようとする。
日本版の「CUBE」は、リメイクながらも、結末は異なり、登場人物設定も微妙にアレンジされているので、新しい「CUBE」が観られるのかと思います
・清水康彦監督は、広告やミュージックビデオなどのプランナーやディレクターとして活躍し、2019年『MANRIKI』で長編映画デビューをし、様々な映画賞を受賞しています。
・菅田将暉は、モデルのオーディションで選ばれた後、2009年「仮面ライダーW」で、初出演初主演をしています。その後は多くの話題作に出演しています。
・杏は、15歳からモデルとして活動し、「non-no」の専属モデルを務めています。2007年「天国と地獄」で女優デビューをし、2009年「天地人」ではNHK大河ドラマにも出演しています。2013年NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」では、主演を努めています。テレビ、映画、モデルと幅広く活動をしています。父親は、渡辺謙です。
・岡田将生は、中学2年のときに原宿でスカウトされ、一旦は断るも、のちに芸能事務所に所属し、デビューしています。その後、2007年「アヒルと鴨のコインロッカー」で映画デビューをし、着々とキャリアを重ねています。2014年には、蜷川幸雄演出による舞台にも出演し、幅広い活動をしています。
・1997年にヴィンチェンゾ・ナタリ監督が制作した『CUBE』のリメイク作品。
・ただし、結末は日本版ではオリジナルの展開となっている模様。
・主題歌は、星野源「Cube」
・コンセプトデザインは、カイル・クーパーが担当しており、個人的にこの人選は気になっています。
・物語は、複数の立方体の部屋に閉じ込められた6人の男女が、様々な部屋にあるトラップをかいくぐりながら、部屋からの脱出をしようとしていくストーリーです。
・ゲーム感覚の要素の強い作品でもあり、謎解き要素も含め楽しめる作品かと思います。
・もともと、原作のヴィンチェンゾ・ナタリ監督の「cube」は、低予算で作られた作品となっており、立方体の部屋を複数あるように見せかけながら、撮影が行われています。
・同じ形状の立方体の部屋ということで、撮影の仕方により複数部屋があるかのように見え、低予算ながらも、しっかりとした世界観を作り出すことに成功しています。
・「cube」自体は低予算ながら、続編が製作されており、『キューブ2』『キューブ ゼロ』があります。なお、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督は監督をしていません。
・日本版の「CUBE」は、リメイクながらも、結末は異なり、登場人物設定も微妙にアレンジされているので、新しい「CUBE」が観られるのかと思います。