作品紹介
【監督】新城毅彦
【出演】永瀬廉/北村匠海/黒島結菜/岐洲匠/小越勇輝/大倉孝二/真飛聖/寺脇康文/キムラ緑子/矢柴俊博/
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】キャビンアテンダントを男子訓練生が、数多くの訓練と苦労や挫折を描きながら成長していく。
サブスクで観る
ケメンが多数登場し、ハウトゥ物としても理解しやすいので、作品の制作意図はしっかりと達成した良作
新城毅彦監督は、テレビドラマの制作を数多く行い、2006年「ただ、君を愛してる」で長編映画監督デビューをしています。
廣木隆一、三木孝浩とともに「胸キュン映画三巨匠」とも呼ばれています。
永瀬廉は、ジャニーズ事務所に所属しており、King & Princeのメンバーです。
2019年『うちの執事が言うことには』に出演し、本作では初主演作品となっています。
黒島結菜は、2013年、沖縄復帰40周年記念作品『ひまわり~沖縄は忘れない あの日の空を~』で映画に初出演し、その後CMやTVドラマ等多数出演しています。
個人的にはちょっとツボな女優ですが、何がツボなのかはいまいちわかっていないところが彼女の魅力とも言えます。
物語は、キャビンアテンダントとして訓練をし、一人前となっていく姿を描いたサクセスストーリーです。
本作では、格安航空会社のジェットスターが撮影に全面協力をしており、ジェットスターの規定として客室乗務員をキャビンクルーと呼んでいます。
格安航空会社の設定上、過剰なサービスは行いませんが、とは言え、その対応自体に「手抜き感」を出すのではなく、格安とは言え、安全性には手を抜いていないという印象をしっかりとつけています。
矢柴俊博が出演しているのにはちょっとびっくりしました。
LCCは、2000年前後から一般的になってきており、1998年にスカイマークがサービスを開始そしています。
本作の提携航空会社はジェットスターとなりますが、2007年から日本国内の就航を開始しています。
そんなLCCですが、現在では多くの利用者がおり、利用経験者は25%くらいに比率となっています。
認知も高まっているLCCなのですが、当然コンセプトも理解する必要があり、至れり尽くせりの今までの飛行機とは異なります。
そんなLCCをテーマに描いた作品なので、映画と言う視点もありますが、サービスの啓蒙と言う点もあります。
意外とそういう要素も理解しやすく、CAと言うイメージも多少異なってくるため、LCCを利用する際の参考にもなるかと思います。
とは言え、機内禁煙というのはどの航空会社でも同じで、このあたりは過剰演出でもあります。
イケメンが多数登場し、ハウトゥ物としても理解しやすいので、作品の制作意図はしっかりと達成した良作かと思います。
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