【洋画】「グッド・シリアルキラー〔2018〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】/レイモンド・アレクサンダー・チャム・Jr/
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 エヴァンは、公立高校でソーシャルワーカーとして働いている男性。学校でも生徒に優しく、自宅では子煩悩でもあるという主人公だが、子供のときに受けた虐待がトラウマとなり心に闇を持っていた。

グッド・シリアルキラー(吹替版)

序盤の展開と比べると予想とは異なる展開があり、なかなか楽しめるサスペンス作品

・ヘンリー・ジェイコブソン監督は、2018年「グッド・シリアルキラー」が初監督作品となります。

・ショーン・ウィリアム・スコットは、タレントコンテストで注目され、PVに出演するようになり、1999年「アメリカン・パイ」で映画初出演をします。その後多数の作品に出演していますが、日本未公開の作品も多いです。

・キャッチコピーは、「あなたの毒親、殺します」

・物語は、学校のソーシャルワーカーをしながらも、自宅では子煩悩の父親でもあるが、その父親は子供のときのトラウマを抱えていたというストーリーです。

・序盤から、女性がシャワーを浴びるシーンとなり、そこで殺人鬼に殺されてしまいますが、犯人の姿は出てきません。

・そこから、子供を持つ家族のシーンとなり、父親が 1歳に満たないような子の夜泣きをあやしますが、よくよく思うと、1歳には満たない子供なのに別室で一人で寝かしつけています。

・アメリカの文化としては、一般的なのかとは思いますが、ちょっと異常な感じはします。

・出産シーンが出てきますが、時間軸が多少前後していることがよくわかります。出産自体のシーンが直接出てきますが、ここまで見せなくてもなんら問題ないのになぁとは思います。

・授乳のシーンですでにこの夫婦のちょっと異常な点も出てきます。

・子供のときのトラウマが描かれ、エヴァン自体にちょっとした異常性があることが徐々に現れてきます。

・そこからは、だいたいシリアル・キラーっぷりが描かれていきますが、序盤で描かれた展開も再度描かれます。

・わかりやすい流れでもあり、過去のトラウマを引きずり続けていることがわかります。

・ポイントは、正義の鉄槌を下す仕事人的なところですが、日本ではちょっと通用しない手段かとも思います。(※アメリカでもだめなんでしょうけど。)

・当然、主人公には疑いがかけられてきますが、そのタイミングから、主人公視点ではなくなってきます。

・ここからの展開は予想の多少斜め上を行くところがあり、演出自体も凝った感じとなってきます。

・多少残虐なところはありますが、序盤の展開と比べると予想とは異なる展開があり、なかなか楽しめるサスペンス作品です。

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