【日本映画】「カメラを止めるな!スピンオフ「ハリウッド大作戦!」〔2019〕」★★☆☆☆【感想・レビュー】

作品紹介

【監督】
【脚本】
【出演】/秋山ゆずき
【個人的評価】

【あらすじ】「カメラを止めるな!」の悪夢から、半年、主人の千夏はハリウッドのレストランでウェイトレスをしている。あれ以来声がでなくなってしまい髪を金髪に染め「ホリー」と名乗っていた。そこで再びゾンビに襲われる。

同じ手法の内容を何度も見たい人以外にはおすすめできない印象

2018年に話題となった映画「カメラを止めるな!」のスピンオフ作品。

ネスレ日本株式会社の提供の元、AbemaTVで独占配信された内容でもあります。

もともとの「カメラを止めるな!」は劇中劇の手法をとったホラーコメディであり、劇中劇の裏側を面白おかしくみせることで、おもしろさを描いた作品です。

序盤で本編を観せたあとに、その裏側を観せるといった内容構成で、再度確認をしたくなるという衝動から複数回の鑑賞となる手法もあり、予算300万円ながら、興行収入が30億を超えた作品。

今回はスピンオフ作品ということもあり、やっていることは「カメラを止めるな!」と同じことになります。

また、キャラクター紹介は、省略されているので、「カメラを止めるな!」を未見の人にはおすすめできない作品にはなります。

主役も、スピンオフを意識させるために、監督の娘が主役となっています。これはスケジュール的に余裕があったからということらしいです。

さて、本編についてですが、「同じことを2回観せられる」という点で、同じ手法は2回は通用しない印象で、もともとの「カメラを止めるな!」自体も「つまらなかった」ということを気付かされてしまうように思われます。

今回のスピンオフは、同じ手法で、再度作品を作って見たというところではありますが、苦労している点を露骨に見せてしまっている印象にしかならず、そういう点で、「アイデア勝負」が難しいところがわかります。

まったくもって駄目な作品ではないのですが、同じ手法の内容を何度も見たい人以外にはおすすめできない印象です。

予告編

関連商品

カメラを止めるな!

カメラを止めるな!

濱津隆之, 真魚, しゅはまはるみ, 長屋和彰, 細井学, 市原洋, 山﨑俊太郎, 大沢真一郎, 竹原芳子, 浅森咲希奈, 吉田美紀, 合田純奈, 秋山ゆずき
Amazonの情報を掲載しています
キャメラを止めるな!(字幕版)

キャメラを止めるな!(字幕版)

ロマン・デュリス, ベレニス・ベジョ, グレゴリー・ガドゥボワ, フィネガン・オールドフィールド, マチルダ・ルッツ, セバスチャン・シャサーニュ, ラファエル・クエナード, シモン・アザナヴィシウス, 竹原芳子
Amazonの情報を掲載しています

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です