作品紹介
【作者】鳥山明
【連載】週刊少年ジャンプ
【個人的評価】★★★★★
【あらすじ】七つ集めるとどんな願いでも叶う玉・ドラゴンボールを軸に、ライバルや凶悪な敵との闘いを通して、主人公孫悟空とその仲間や家族の成長を描く冒険バトル漫画で、孫悟空の少年時代から最終回までに35年以上の歳月が流れる。
DRAGON BALL 全42巻・全巻セット (ジャンプコミックス)
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少年悟空編の絵柄の柔らかさが好きだ
大きく分けて少年悟空編 青年悟空編と分けられる。
個人的には少年悟空編とスーパーサイヤ人になるフリーザ編までが好きだ。
全体の流れとして、
ピラフ一味 → 天下一武道会 → レッドリボン軍 → うらないオババ → 天下一武道会 → ピッコロ大魔王 → 天下一武道会 → マジュニア → サイヤ人 → フリーザ → 人造人間 → セル → 天下一武道会 → 魔人ブウ → 天下一武道会
こんな感じだ。
やはり少年悟空編の絵柄の柔らかさが好きだ。
後半になると、ジャンプお得意のバトルマンガとなるため、絵柄が変わってきてしまうのが後半部分が好きになれない所だろうか?いや、これはこれで嫌いではない。
やはり、やめたくてもやめられない状況で続けていたのが絵に出てたのだろうか?
鳥山明自身は、当初マジュニアとの決着をつけたところで物語の終了を考えていたらしい。(連載終了後のインタビューでは、「ピッコロ大魔王編が描いていて一番楽しかった」とも言っている)
でも個人的には「フリーザ編」の展開は非常におもしろいと思う。
その後は強さのインフレゲームとなるので、どうもついていけない。
そもそもスーパーサイヤ人になれるのが簡単になる傾向に無茶を感じる。
好きなキャラは特にない。強いて言えば、マジュニアだ。ピッコロではない。マジュニアだ。いや、天下一武道会以後、マジュニアって呼ばなくなったな。
とりあえずドラゴンボールの魅力はバトルマンガの部分であると言って良い。
なのにバトルインフレ部分は疲れる。設定として好きなのは「界王拳」だ。逆に「フュージョン」のあたりは疲れる。
初期の頃の絵柄をもう描けない鳥山明を残念に思う。いや、書けると思うんだけどなぁ。