【マンガ】「デスノート〔2003〕」を観ての感想・レビュー

【作者】大場つぐみ
【作者】
【連載】週刊少年ジャンプ
【個人的評価】

【あらすじ】「このノートに、名前を書かれた人間は死ぬ。」というノートを拾った主人公 夜神月(やがみ ライト)の話

「デスノートのルール」を作りそれを自らくぐり抜けて状況を乗り越える展開の非凡さは週刊少年ジャンプ史に残りうる傑作

・基本的に頭脳戦で「友情・努力・勝利」というジャンプならではの法則を逸脱したサスペンス漫画

・とにかく週刊漫画とは思えない作画力とストーリー展開に圧倒。

・特に第一部の夜神月とLの駆け引きは、並大抵のサスペンスでは太刀打ちできないほどの構成力。

・結局は主人公は大量殺人者なのだが、考え方によっては「善」「悪」の根本すら揺るがす。

・この辺りは永井豪の「デビルマン」に通じるところもある。

・二部構成で完結したのだが、第二部に関しては、夜神月に感情移入させないように配慮されている感が否めない。

・やはり「悪」と考えられる要素を持った主人公を少年漫画で描くには限界はあっただろう。

・故に、ジャンプにありがちな引き延ばしをせずに一気に幕を閉じさせたのは悪くないと思う。

・結局「デスノートのルール」を作りそれを自らくぐり抜けて状況を乗り越える展開の非凡さは週刊少年ジャンプ史に残りうる傑作だろう。

・なお、原作の大場つぐみがどういう人間なのかは不明。


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