【洋画】「ライフウィズミュージック〔2022〕」を観ての感想・レビュー

【監督】SIA
【出演】

【個人的評価】

【あらすじ】主人公 ズーは、疎遠だった祖母が死んでしまったことで、祖母と同居していた自閉症の妹 ミュージックと生活を始める。ミュージックの自閉症の行動に戸惑いながらも、隣人とミュージックとの3人の生活の中で大切なことに気が付き始める。

ライフ・ウィズ・ミュージック(字幕版)

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ミュージックを演じたマディー・ジーグラーの表現力が魅力

・SIA監督は、オーストラリアのミュージシャンえ、1990年中期にアシッドジャズバンド・クリスプのボーカルとして活動を始めています。1997年にバンドを解散し、ソロとしてデビューをしています。2012年「Let Me Love You (Until You Learn to Love Yourself)」で全英シングルチャートで1位を獲得しています。2022年「ライフウィズミュージック」で監督・制作・原案・脚本を担当し、映画監督デビューをしています。

・ケイト・ハドソンは、1998年『Ricochet River』で映画デビューをし、その後、『200本のたばこ』『あの頃ペニー・レインと』などで高い評価を得ています。母親は、女優のゴールディ・ホーンです。

・マディー・ジーグラーは、ダンサーとして活動しており、様々なミュージックビデオに出演しています。2015年「Lucky Thirteen」で映画デビューをし、女優活動もしています。

・物語は、自閉症の妹を持つ主人公が、祖母の他界により、妹とその隣人と生活を始め、その中で少しづつ自分の考えに変化が現れていくストーリーです。

・序盤は、自閉症の妹 ミュージックのことが描かれ、自閉症で常にヘッドフォンをして生活をしている妹の姿が描かれます。

・ミュージックの中では、世界は音楽に満たされているところとなり、要所要所でミュージカル的な演出が盛り込まれています。

・このミュージックと言う妹が本作のポイントではありますが、それは本作の題名の「ライフウィズミュージック」がダブルミーニングになっているところでもあります。

・登場人物自体はさほど多くはないので物語はとてもわかりやすいです。

・なによりも、本作の主人公はズーとなりますが、中心にいる人物は「ミュージック」となり、彼女の脳内の世界と現実とのギャップをそれほど悲観的にならないような演出となっています。

・むしろ、このミュージカルシーンがあるからこそ、本作の世界観が良く見えるとも思えます。

・ミュージカルを織り交ぜた作品ではありますが、明確に意味があるのと、ミュージックを演じたマディー・ジーグラーの表現力が魅力だったのかと思います。

・107分の作品で、音楽とミュージカルを織り交ぜた作品でもあり、Sirの自伝的要素でもある作品ですが、初監督作品としてよくできているかと思います。

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