【日本映画】「れいこいるか〔2020〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】神戸に暮らす伊智子と太助は、1995年の阪神淡路大震災で娘 れいこを亡くす。その後、離婚した2人はそれぞれの生活を過ごしていくが、2018年に再会し、娘のことを思い返す。

派手な演出は特にありませんが、しっかりと作られた作品でもあり、訴えかけてくることも、スッと伝わってくるような良作

監督は、ピンク映画で助監督を務め、1995年『彗星まち』で監督デビューをしています。その後、ピンク映画界では「ピンク七福神」にも数えられ、非常に多くの作品を制作しています。

は、大阪生まれの俳優で舞台や映画で活躍しており、「マレビトの会」本公演の全作品に出演しています。

・キャッチコピーは「いつかまた、会える」

・制作費は当初150万円で行っていましたが、途中で不足したために100万円を追加して250万円が制作費となっています。

・物語は、阪神淡路大震災で娘を亡くしてしまった夫婦が、離婚をし、その後、再会をし、それぞれの苦悩と葛藤を描いた作品です。

・序盤から、娘のれいこの3人家族の環境が描かれ、阪神淡路大震災に被災します。

・伊智子が震災に遭ってしまった場所は、なかなかなところではありますが、1995年1月17日5時46分52秒に発生しているところでもあり、結構な時間に行為をしているなぁとは思います。

・その時に、娘がアパートの下敷きとなっており、そのことで、夫婦の生活自体が変わってしまいます。

・感情の置きどころが、この夫婦にはなるのかもしれませんが、とはいえ、ちょっと特殊な環境でもあり、なかなかモヤモヤします。

・震災のあった関西での物語でもあり、長い間かかってお互いが過去の起こったことや記憶を呼び戻していく。

・忘れてはならないことではありますが、それだけでは生きていけない。そんな気もします。

・多くを説明しない作りでもあり、ちょっと理解ができないような気もしますが、物語自体はシンプルなところでもあり、この2人の心の動きを観ていれば良い作品です。

・派手な演出は特にありませんが、しっかりと作られた作品でもあり、訴えかけてくることも、スッと伝わってくるような良作です。

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