【日本映画】「ポエトリーエンジェル〔2017〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】/下條アトム/
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 玉置勤は妄想癖がある梅農家の青年。ある日、声と言葉のスポーツ「詩のボクシング」を知り、その活動に参加する。

ポエトリーエンジェル

地味な展開でもありますが、「魂の叫び」という垂れ幕があるように、訴えかけてくるものがあります

・飯塚俊光監督は、2012年に伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞に脚本を応募し大賞を受賞し、2013年『独裁者、古賀。』で評価を得て、2015年に劇場公開がされています。2017年「ポエトリーエンジェル」で長編映画監督デビューをし、活動の幅を広げている監督です。

は、2009年に芸能界入りをし、テレビや映画に出演するようになります。2017年『ポエトリーエンジェル』で主演をし、第32回高崎映画祭 最優秀新人男優賞を受賞しています。

は、2013年オーディションに合格し、popteenのモデルとして活動を始め、2015年「暗殺教室」で映画デビューをしています。モデルや俳優としてキャリアを重ねている女優です。

・物語は、妄想癖のある農家の青年で、ある日、「詩のボクシング」のことを知り、その活動に参加する。

・主役の岡山天音は、こういう役にハマり役なところもあり農家に青年というところと、ちょっと内向的というところは観ている人に共感を得やすいのかもしれません。

・主人公視点でもありますが、「詩のボクシング」という場所を通じて、さまざまな人の視点もみられます。

・本作は2017年の作品でもあり、その後2020年では、躍るということで、村おこしをする「踊ってミタ」という作品もあります。

rokukajo.hatenablog.jp

・共に武田玲奈が出演しており、岡山天音と武田玲奈のそれぞれの存在感はこの時点で芽生えているとも思えます。

・「詩のボクシング」ということで、言葉による問いかけというか、自己主張というところでもあり、詩の発表をしているところでは、それぞれのキャラクターの持ち味で成り立っているところでもあります。

・途中から浪曲のように変わっていく詩の朗読になるのはちょっと面白いです。

・内容によっては詩とは言えないような気もしますが、結局のところ伝えたいことが伝われば良いのかと思います。

・岡山天音と武田玲奈の好演もありますが、そのほかのキャラクターも魅力があり、地味な展開でもありますが、「魂の叫び」という垂れ幕があるように、訴えかけてくるものがあります。

踊ってミタ

 

クロカヨウジ

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