【洋画】「テスラ エジソンが恐れた天才〔2021〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 ニコラ・テスラは、雇い主のトーマス・エジソンと対立をし、決別してしまう。そんなニコラ・テスラの障害を描いた伝記映画です。

テスラ エジソンが恐れた天才 (字幕/吹替)

ニコラ・テスラ自体に興味を持てなければ、楽しめない作品

監督は、1989年『ツイスター/大富豪といかれた家族たち』で長編映画監督デビューをし、1994年『ナディア』では、第28回シッチェス・カタロニア国際映画祭で最優秀監督賞を受賞しています。作品数は多くありませんが、脚本と監督を務める場合が多く、作家性のある監督です。

は、1985年『エクスプロラーズ』で映画デビューをしますが、学業を優先し、俳優業を一時休業し、1989年「いまを生きる」で再度俳優業に復帰しています。『リアリティ・バイツ』『恋人までの距離』『ガタカ』など印象的な役をこなし評判を得ています。ブロードウェイの舞台のデビューや小説家としても活躍し、2001年「チェルシーホテル」で映画監督デビューをしています。アクション俳優というわけではないのですが、意外と枯れた感じがよい役者となってきています。

・物語は、1884年に移民としてアメリカに来た主人公が、憧れのエジソンのもとで働き始めるも、直流と交流の電気送電の意見で対立をして決別し、その後、電流についての争いとなっていくストーリーです。

・ニコラ・テスラ自体、名前はよく知られていると思いますが、とはいえ、何をした人かまでは多くの人はあまり知らないのかもしれないと思います。

・本作は、伝記作品ではあり、電気に関しての話が展開されていきますので、多少、電気のことについて知っておくほうが楽しめます。

・イーサン・ホークの額の縦皺はなんかスゴいと思います。なかなかここまでのシワになるのも珍しいのかと思います。

・中盤以降にちょっと展開が変わるような音楽がかかりますが、このあたりの意味がちょっとわかりません。

・ですが、ダレ気味の展開の中でちょっと工夫をした演出だったのかと思います。

・多少工夫された演出もありますが、淡々とした流れが多くを占めるので、ニコラ・テスラ自体に興味を持てなければ、楽しめない作品ではあります。

・103分という時間でまとめられていますが、ニコラ・テスラとエジソンの対立と、エジソン役がというところで楽しめる人にオススメできる作品です。

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