【洋画】「キル・チーム〔2021〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】/アダム・ロング/ジョナサン・ホワイトセル/
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 アンドリュー二等兵は、アフガニスタンで小隊に所属する。そこでは、民間人の殺害も行われていたことで、不信感に陥る。

キル・チーム (字幕/吹替)

見えざる何かとの葛藤を描いた作品として、しっかりとまとめられた作品

・ダン・クラウス監督は、2013年「Inequality for All」で長編映画監督デビューをし、以降、コンスタントに映画製作をしています。

・ナット・ウルフは、2005年『The Naked Brothers Band: The Movie』で9歳ながらに映画デビューをし、その後、俳優以外にミュージシャンとしてして活躍をしています。

・本作のキャッチコピーは、「ようこそ、戦場へ。」「これは悪夢のような実話」

・物語は、アフガニスタンのとある小隊に配属された主人公が、部隊内での行為に疑問を持ち、上官もまた、主人公の忠誠心に疑いをかけ始めるストーリーです。

・もともとは、2014年にドキュメンタリー作品として本作の原案ともなる作品があります。

・戦場に近い場所での行動でもあり、そのなかで、正常な判断が失われていってしまうという点があり、そこにリアリティを感じられるような内容となっています。

・本作は、実話でもあり、その点では、地味な展開とも思えますが、事件の内容を通じて、良心とは何なのかを考えてしまいます。

・ピラミッド構造の上下関係は、体育会系に「あるある」ですが、生命をもいとわないというところとなると、疑心暗鬼だけでは済まないところでもあり、むしろ自分自身に不利に働くかもしれないことに悩まなくてはならないこととなります。

・88分という時間で描かれる小品でもありながら、見えざる何かとの葛藤を描いた作品として、しっかりとまとめられた作品かと思います。

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キル・チーム(字幕版)

キル・チーム(吹替版)

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