【日本映画】「リスタートはただいまのあとで〔2020〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 狐塚光臣は、東京での仕事に行き詰まりを感じ、10年ぶりに故郷に戻ります。そこで祖父の養子となった大和と出会い、田舎の生活の中で、様々な変化訪れていく。

リスタートはただいまのあとで

サラッと観ても、しっかりと内容は理解できるので、気楽に観られる作品

・井上竜太監督は、テレビドラマはドキュメンタリーを手掛け、2010年「パレード」で初のプロデュース作品を手掛け、第60回ベルリン国際映画祭 にて国際批評家連盟賞を受賞しています。監督としては、2020年「リスタートはただいまのあとで」が初監督作品となり、企画・プロデュースのみならず演出と幅広い活躍をしています。

・古川雄輝は、2010年キャンパスターH★50withメンズノンノで審査員特別賞を受賞し、2011年『高校デビュー』で映画デビューをしています。その後、2013年「イタズラなKiss~Love in TOKYO」でヒットをし、映画やドラマに数多く出演しています。

・竜星涼は、2010年のテレビドラマ「素直になれなくて」で俳優デビューをしており、2013年「獣電戦隊キョウリュウジャー」で主役として人気となっています。その後、多数の映画やドラマに出演し、俳優・モデル・声優など多岐にわたり活躍しています。

・本作は、著者ココミ原作のコミックの実写化となっています。

・物語は、東京で疲弊した暮らしをしてきた主人公が、田舎に戻り、実家の仕事を手伝ううちに、養子の人や祖父との関わり合いの中で大切なもものを見つけていくストーリーです。

・序盤は、光臣が田舎に戻り、祖父の元で跡を継ごうとするも、田舎の生活にまずは馴染んでいくところから始まります。

・原作マンガは、ボーイズラブ的な要素のある作品ですが、本作はその要素を多少抑え気味でもあり、普通に観れば、普通の作品ではあります。

・田舎の生活と都会の生活をしていた光臣とのギャップがあり、この部分にはなんとなく醒めた感じの光臣と田舎の生活者の違いに観ている側にもなんとなく違和感を感じます。

・光臣と大和の関係は、どちらかといえば友情ものという視点でもあり、いわゆる青春友情モノと取ることもできます。

・女性があまり出てこない序盤ですが、中盤より女性の登場人物も出てきます。

・そういった点からツンデレ男子と方言おっとり男子の純愛の要素を醸し出しているところはあります。

・ダブルベッドでの男同士の宿泊はさすがにモヤモヤします。

・「だって、しょうがないじゃん、好きになったんだから。」

・田舎に戻り、そこで生活をしていくという展開で、多くの事件が起こるというよりも、そこでの生活で見つける失いかけていたものを取り戻すような作品です。

・地元の友人たちも、ヒトクセありながらも、良い人というところでもあるので、このあたりのキャラクター性も良かったのかと思います。

・サラッと観ても、しっかりと内容は理解できるので、気楽に観られる作品です。

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