【アニメ】「シン・エヴァンゲリオン劇場版 0706版〔2019〕」を観ての感想・レビュー

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【あらすじ】世界規模の大災害が起こったと言われる「セカンドインパクト」以後の世界。ネルフに対抗する組織ヴィレが、フランス パリを舞台に、ユーロネルフ第1号封印柱復元オペの作業が開始される。

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シン・エヴァンゲリオン劇場版:||の序盤のツカミとしては満足

庵野秀明総監督は、幼い頃よりアニメや特撮に興味を持ち高校生では美術部長を務め圧倒的な画力があったそうです。大阪芸術大学映像計画学科でアニメの世界に触れ、自主制作映画を作っています。そのスタッフは後にガイナックスの主要メンバーとなっています。様々な劇場アニメの作画に携わり、『風の谷のナウシカ』の巨神兵のシーンの担当をしています。1988年『トップをねらえ!』で商業映画初監督をし、1997年には「新世紀エヴァンゲリオン」で社会現象にもなる作品を作り出しています。実写作品も制作しており、非常にこだわりの高い監督です。

本作は、2007年より再構築という形で劇場映画化をしており、全4部作の内の第4作目の冒頭10分40秒を描いた作品になります。。

本作は4部構成と言われており、4作目は、その「序破急」の流れに当てはまらないところになります。

題名も「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」となっており、微妙に今までの名称と異なるところがあります。

2019年7月6日に、国内主要都市5ヵ所とフランス パリで公開されたイベント内の冒頭映像で、インターネット上でも同時配信された内容になります。

本編の前に今までの流れも上映され、過去の内容を復習したうえで、本編を鑑賞するようになっていました。

作中の舞台となったパリは、過去に「不思議の海のナディア」の終盤で戦闘を行った場所でもあり、庵野監督の思い入れからエッフェル塔を使った演出がされています。

「エヴァ8号機が以前にも増して突貫工事感のあるデザインとなっている」

「戦っている相手が冬月司令になっている」

「復旧作業を行なっている場所は、破の序盤でで使徒にとどめを刺した建造物に似ている」

「44A、44B、4444Cといったネルフの新兵器が登場する」

「USBらしきものが登場しますが、USB-Cではなく差し込む向きが決まっている」

「作業場所を防御するための戦艦型防御兵器が登場する」

「Q以降、エヴァンゲリオンにアンビリカルケーブルを必要とせず、かなりの時間の活動が可能」

「ユーロネルフに保管されているエヴァのパーツにジェットアローンらしきものもある」

ということで、マリと8号機の活躍が描かれた内容で、テンポよく様々な兵器が登場し、シン・エヴァンゲリオン劇場版:||の序盤のツカミとしては満足できる内容です。

そのほかにも、予告編が公開されていますが、今回で完結できるのかどうかはわかりません。

関係者試写では、賞賛されている点から、全ての伏線回収は難しいけれど、ある程度納得できる結末が用意されているのかと思います。

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||は、2021年1月23日より劇場公開が行われる予定でしたが、COVID-19の感染拡大の影響により、再度公開日が延期されています。正式な公開日は未定です。

シン・エヴァンゲリオン劇場版

シン・エヴァンゲリオン劇場版

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