【洋画】「ポップスター〔2020〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 セレステは、14歳の時に学校で銃乱射事件に巻き込まれ一命を取り留める。その後、姉 レノアと作った追悼曲がヒットをし、スターダムにのし上がる。18年後トップスターがら転落をしてしまいカムバックツアーを始めるが、そのときにとある事件が起こる。

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本作のナタリー・ポートマンの顔芸がかなり驚かされるところがあり、眉毛の動かし方や、目の動かし方には、常人ではできそうにないところも、余談ではありますが、気にしておくほうが良いポイント

・ブラディ・コーベット監督は、子役としてデビューをし、2003年『サーティーン あの頃欲しかった愛のこと』で映画デビューをしています。2016年『シークレット・オブ・モンスター』で監督、脚本、プロデューサーを務め、第72回ヴェネツィア国際映画祭のオリゾンティ部門で監督賞と初長編作品賞を受賞しています。

・ナタリー・ポートマンは、4歳のころからダンスを学んでおり、10歳のときにスカウトされます。1994年にオフ・ブロードウェイでの舞台『Ruthless!!』でデビューをし、1994年『レオン』でマチルダ役で女優デビューを果たしています。その後、学業と俳優を両立し、ハーバード大学とイェール大学に現役合格しています。1999年「スターウォーズ ファントム・メナス」でアミダラ姫役を演じ、確固たるキャリアを積みます。2010年『ブラック・スワン』で第83回アカデミー主演女優賞を受賞し、名実ともに評価を得ています。

・なお、本作では製作総指揮を務めており、女優業だけでなく、制作側としても映画業界に貢献しています。

・2018年「第75回ベネチア国際映画祭」でコンペティション部門出品となっています。

・本作のダンスシーンの振り付けは、ナタリー・ポートマンの夫であるベンジャミン・ミルピエが担当しています。

・エンド・クレジットには「ジョナサン・デミに捧ぐ」と記されています。

・物語は、中学生の頃に学校で銃乱射事件に巻き込まれるが、一命をとりとめた主人公が追悼曲を作り、それがヒットをする。しかし、18年後復帰をかけたツアーの際にとある事件が発生するストーリーです。

・序盤から学校での無差別殺人の現場の状況が描かれます。

・序盤のタイトルバックから、エンディングにつながるようなスタッフロールが流れますが、第一幕として作品が描かれ始めます。

・「第一幕 創世記2000-2001年」「第二幕 復活1017年」「フィナーレ」という構成でもあり、この構成があるために内容がわかりやすくなっています。

・結構なワンカット撮影が随所にあり、よくよく思うとカット数が少ないよなぁと思います。

・特にホテル内を歩いていくシーンでは、かなりの長さのワンカット撮影が行われていますが、非常に自然であるのと、セリフも繋がっているので、ワンカットということが意識しない演出になっています。

・学生の頃の事件がトラウマになっていますが、そのトラウマが終盤まで延々と引きずることとなり、そのトラウマがあるからこそ、フィナーレのシーンの意味合いが出てきます。

・ラストのライブシーンは、パフォーマンスはすごいのですが、やはり今までの言動から考えると、なにか滑稽にも思えてきます。

・確かにそこにメッセージ性はありますが、その表現する手法には、相容れない感想を個人的に持ったところがあります。

・イメージ的に「ブラックスワン」を想起するような作品ですが、実際には全く異なる作品であり、ポスターの第一印象でちょっと損をしているような気もします。

・なお、本作のナタリー・ポートマンの顔芸がかなり驚かされるところがあり、眉毛の動かし方や、目の動かし方には、常人ではできそうにないところも、余談ではありますが、気にしておくほうが良いポイントでもあります。

https://www.youtube.com/watch?v=BtOuIbkMF58

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