【洋画】「アップグレード〔2018〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】舞台は近未来。主人公 グレイ・トレイスは、妻のアシャと一緒に普通の毎日を過ごしていたが、謎の組織に狙われ、妻は殺されてしまう。一面をとりとめたグレイも、全身麻痺の状態であり、人工知能チップSTEMを肉体に埋め込む手術をすることで、カダラを動かせるようになり、組織への復讐を始める。

アップグレード (字幕/吹替)

近未来SFサスペンスとしては、まずまずの完成度でもあり、おすすめしたいところ

・リー・ワネル監督は、オーストラリアの監督で、2003年短編映画「SAW」を制作し、2004年に商業映画として「ソウ」を発表し、ヒット作となります。その後、脚本だけでなく、監督業も行っており、本作は監督2作目となっています。

・ローガン・マーシャル=グリーンは、アメリカの俳優であり、2001年「バンド・オブ・ブラザース」でテレビデビュー、2004年「The Kindness of Strangers」で映画デビューしています。

・物語は、近未来の設定で、事件に巻き込まれ瀕死となった主人公が、人工知能チップを取り入れることで、驚異的な身体能力を手に入れ、妻を殺害した組織に復讐をするストーリーです。

・序盤は、AI社会について描かれており、自動運転自動車などなど未来感を説明しながらの展開なので、わかりやすさがあります。

・不慮の事故で、妻を失ってしまい、自らも全身麻痺となってしまうのですが、ここで本作の題名でもある「アップグレード」が起こります。

・つまり、体内にAIチップを埋め込みAIと共存しながら生きていけるようになります。

・さらに、超人的な身体能力も身につくので、この辺りのSF感は、なかなか面白いです。

・妻を殺された復讐のために事件を調べていきますが、この身体能力のアップグレードにより、調査が面白く描かれています。

・このアップグレードも実際には、AIと自分自身が共存している図式でもあり、この辺りは万能感がないところとなり、終盤に向けての伏線にもなっています。

・事件の真相は、当然予測を超えてくることになりますが、サスペンス映画であれば、予想範囲内とも言えます。

・終わり方には多少モヤモヤ感がありますが、この終わり方は映画としての余白を残しているところでもあり、個人的には良い幕切れだったように思います。

・どこかしらロボコップ感もありますが、生身の人間という点ではやはり異なります。

・近未来SFサスペンスとしては、まずまずの完成度でもあり、おすすめしたいところです。

アップグレード (字幕版)

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